認定産業医という資格がある。この資格を継続するためには、五年間で最低10回の研修を受けなければいけない。これ、正直、めんどくさい。僕自身、産業医として働いたことがあるので、そのときは役に立ったとは思う [・・つづく]
つづきを読む「医者は賢くなくていい」という言葉について
ごめんなさい、これ、私が学生時代くらいに聞いた言葉です。テレビで討論会をしていて、お題が「医師不足の時代をいかにするか」みたいなことだったと思います。そこで医師会代表の年配の先生がぽろっと「医者は賢く [・・つづく]
つづきを読む近況・・次回の色鉛筆画について紆余曲折
今年の医家芸術展が、八月下旬に開催されることとなりました。たぶん、今回はちゃんと開催される見通しです。そこで、あとひとつ、色鉛筆画を描きたいと思っていた。 僕の場合、モチーフとなる写真を自分なりに消化 [・・つづく]
つづきを読む「妻をめとらば/柳沢きみお 作」を読んで(2)
体調がもうひとつで、続き書けませんでした。今回は「#2 結婚という生活形態について考える」というお題で語ってみたい。柳沢きみおという漫画家は、個人的には「巨匠」と言って差し支えないと思っている。本作の [・・つづく]
つづきを読む「妻をめとらば/柳沢きみお 作」を読んで(1)
漫画でBlogのコーナーなんですが、今回は趣向を変えてみます。本作は、学生時代に愛読していた。当時は単純に面白おかしく読んでいたんだけど、アラフィフで再読すると、作者の「結婚に対する独特の見識」を垣間 [・・つづく]
つづきを読む近況をふたつ。
ひとつめ。数年前に買ったサマージーンズが、ずっと不満だった。確かリーバイスのそこそこのやつだったんだけど、なんか通気性が悪い。なんかベタつく。「イマイチやなー」と思いつつ、数年くらい履いていた。で、「 [・・つづく]
つづきを読む「ドライブ・マイ・カー/濱口竜介 監督」を観て(2)
引き続き「#2 共生、そして生きていくということ」というお題で語ります。次の重要なシーンをご覧ください。 ドライバーのみさき(三浦透子)は、ひとことで言うと「幸うすい」女である。家庭環境も最悪だったし [・・つづく]
つづきを読む「ドライブ・マイ・カー/濱口竜介 監督」を観て(1)
村上春樹原作の映画というと「ノルウェイの森/トラン・アン・ユン監督(2010)」をどうしても思い出す。個人的に、あれは失敗作だと思っています。レイコさんの取り扱いが、あまりにも酷い。片手落ちもいいとこ [・・つづく]
つづきを読む近況・・GWのある日に「非日常」を感じて幸せだったこと
五連休をどう過ごそう? いや、答えはすでに決まっていた。つまり、遠出はせず、近場でブラブラするのだ。ただ、せめて一日くらいは、京都までは足を伸ばそう、そう心に決めていた。5月3日の午前10時から、京都 [・・つづく]
つづきを読むこの症例は寄生虫だったのでは?(まるちょう診療録より)
これって、完全な後出しジャンケンなんですが・・ 三月末に僕が診察した80代半ばの女性。結論から言うと、二週間後にC病院で亡くなります。もともとの主訴は「認知力低下、息子のこともよくわからない」というこ [・・つづく]
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