診断におけるバイアスを強く感じた一例(まるちょう診療録より)

70代の男性。もともと5年前に心筋梗塞(三枝病変)されて、PCIにて完全血行再建されている。持病の糖尿病は、あまりコントロールがよろしくない。5月中旬にT診療所の総合内科を受診された。主訴は左前胸部の  [・・つづく]

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(再掲)リトル・ダンサー/スティーブン・ダルドリー 監督

「リトル・ダンサー」(スティーブン・ダルドリー監督)を観た。劇場で観たのをあわせて、今回で四回目になるだろうか。何度観ても泣ける。それも号泣である。そして最後には、何とも言えない温かい気持ちになれる。  [・・つづく]

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忘却と好奇心のはざまで(サマセット・モーム名言より)

「忘却は、恵みである」と言ったのは、サマセット・モーム。確かに、人間は「忘却」がなければ、人生を生き抜くことはできない。それほど人生において、困難や恥辱は多い。10年前の「あの事」を、ふと思い出して「  [・・つづく]

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若いって、いいなぁ〜(THE FIRST TAKEより)

YouTubeって、つくづく面白いメディアだと思う。お笑い、音楽、勉強、国会、等々。もちろん情報としては玉石混交なんだけど、それを判別するリテラシーがあれば、これ以上ないメディアかもしれない。僕は音楽  [・・つづく]

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まったく病態がイメージできなかった、悔しい一例(まるちょう診療録より)

僕は普段から、自分なりに総合内科の勉強はしている。系統的な勉強じゃないけど、引っかかりのある症例について、自分なりにEvernoteにまとめるとか。今回遭遇した病気は、初めてだったけど、自分なりにはま  [・・つづく]

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(再掲)ローマの休日/ウイリアム・ワイラー 監督

「ローマの休日」(ウイリアム・ワイラー監督)を観た。おそらくちゃんと観るのは、小学生六年生の時以来だと思う。あの少年時代の一番の印象は、ラストシーンのグレゴリー・ペックが一人歩いていくところ。「恋愛っ  [・・つづく]

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