カテゴリー: 医療関連

腹痛に始まり、心臓も悪い、腎臓も悪い・・救命できるのか?(まるちょう診療録より)

超高齢で多臓器にわたり「何らかの危険」が含まれる場合、当然ながら救命の可能性は低くなる。今回の症例は、QQ車で患者さんを運ぶ途中で「やっぱり無理かもしれない」と思っていた。キーパーソンの娘さんが同乗、  [・・つづく]

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自分では「いい仕事した」と思っていても・・(まるちょう診療録より)

診療の中で、患者さんに対してぜんぜん悪気はなかったのに、あることを境に医療側が完全に悪者になってしまうことがある。患者さんの人生観とか、死生観とか、短い医療面接の中で把握したつもりになって「この患者さ  [・・つづく]

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患者に優しいは、罪なりや?(まるちょう診療録より)

コンプライアンスの悪い患者さんというのは、一定数いらっしゃる。いわゆる「俺流」の人たちです。肺気腫のための吸入を使いながら喫煙する人。サプリメントを「だめ」と言われてるのに、ついつい取り寄せて摂取する  [・・つづく]

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健康診断の限界を痛感させられた一例(まるちょう診療録より)

癌の早期発見は医療者の目標だけど、それが達成されるのは簡単ではない。一部の癌は、症状が出てからでは、もう遅い。早期発見のために、健診がある。でも、健診をすり抜けて成長する癌は、残念ながらある。 70代  [・・つづく]

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「あ、これがそうか!」と確認する瞬間(まるちょう診療録より)

総合内科は、どれだけ広く各論を知っているかが勝負だと思っている。ちゃんと経験と勉強を積んだ先生は、相当な量の知識をお持ちである。僕なんかは「なんちゃって総合内科医」なので、そうした「正規の」先生には、  [・・つづく]

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診断におけるバイアスを強く感じた一例(まるちょう診療録より)

70代の男性。もともと5年前に心筋梗塞(三枝病変)されて、PCIにて完全血行再建されている。持病の糖尿病は、あまりコントロールがよろしくない。5月中旬にT診療所の総合内科を受診された。主訴は左前胸部の  [・・つづく]

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まったく病態がイメージできなかった、悔しい一例(まるちょう診療録より)

僕は普段から、自分なりに総合内科の勉強はしている。系統的な勉強じゃないけど、引っかかりのある症例について、自分なりにEvernoteにまとめるとか。今回遭遇した病気は、初めてだったけど、自分なりにはま  [・・つづく]

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若者の不明熱に緊張した(まるちょう診療録より)

若年者の本格的な病気は、やはり緊張する。本人さんは、それほど重病のつもりで受診しておられない。そこへ、癌だの膠原病だの感染症だの、わけのわからない本格的な病を告知される。そりゃ、誰だって混乱するよ。説  [・・つづく]

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口の中の不快感で悩む高齢女性(まるちょう診療録より)

80代の女性で、不定愁訴の多い方。七年前に夫が急逝されて、うつ病となり入院歴あり。なんでこの人を診ているのか、よく分からないことがある。この方の場合、さまざまな苦痛やしんどさを傾聴しておればよい。便秘  [・・つづく]

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