年: 2022年

「ドライブ・マイ・カー/濱口竜介 監督」を観て(2)

引き続き「#2 共生、そして生きていくということ」というお題で語ります。次の重要なシーンをご覧ください。 ドライバーのみさき(三浦透子)は、ひとことで言うと「幸うすい」女である。家庭環境も最悪だったし  [・・つづく]

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「ドライブ・マイ・カー/濱口竜介 監督」を観て(1)

村上春樹原作の映画というと「ノルウェイの森/トラン・アン・ユン監督(2010)」をどうしても思い出す。個人的に、あれは失敗作だと思っています。レイコさんの取り扱いが、あまりにも酷い。片手落ちもいいとこ  [・・つづく]

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近況・・GWのある日に「非日常」を感じて幸せだったこと

五連休をどう過ごそう? いや、答えはすでに決まっていた。つまり、遠出はせず、近場でブラブラするのだ。ただ、せめて一日くらいは、京都までは足を伸ばそう、そう心に決めていた。5月3日の午前10時から、京都  [・・つづく]

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この症例は寄生虫だったのでは?(まるちょう診療録より)

これって、完全な後出しジャンケンなんですが・・ 三月末に僕が診察した80代半ばの女性。結論から言うと、二週間後にC病院で亡くなります。もともとの主訴は「認知力低下、息子のこともよくわからない」というこ  [・・つづく]

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病名をつけて「看取る」ことの意義について(まるちょう診療録)

異様な光景だった。80代の寝たきりのような女性がストレッチャーで診察室に入る。病院へは初診である。もちろん、家人の付き添いにて。先に整外科を受診されていた。整外科から当科へのコメントには「両足趾blu  [・・つづく]

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「ドライブ・マイ・カー/村上春樹 作」を再読して

濱口竜介監督の映画「ドライブ・マイ・カー」が話題である。カンヌでは脚本賞を受賞、アカデミー賞も作品賞を含む四部門にノミネート。村上春樹の短編集「女のいない男たち」より再構成された脚本になっている。僕の  [・・つづく]

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