年: 2022年

最近「失敗したなー」と反省する症例をふたつ(まるちょう診療録より)

ひとつめ。80代の男性で、ヘルパーさんと来院。主訴は一週前からの痰と発熱。熱は37℃〜38℃。胸部聴診で全肺野に湿性ラ音あり。ん? 喘息とか心不全? とりあえず、胸部レ線と心電図、採血しましょうか。  [・・つづく]

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「大人になるためにはウソは必要である」という仮説について

「あすなろ白書/柴門ふみ作」は、まるちょうの愛してやまない漫画です。柴門さんが本作でいちばん言いたかったこと。それは「人がどのようにして大人になっていくのか」 まさにその過程を描きたかったんだと思う。  [・・つづく]

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白血球数30万というウソのような現実(まるちょう診療録より)

その日の外来は混雑していた。10時ごろ、50代の女性を診察した。主訴は左腹部の痛み。一週くらい前から。みぞおちも少し痛い。やや便秘気味。排便は不定期。とりあえず、腹部の触診をしてみる。左腹部全体に、弾  [・・つづく]

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ん?これは何の病気?→患者さんと顔を見合わす(まるちょう診療録より)

症状が乏しくて、診断を誤ることがある。もちろん、いつもうまくいく症例ばかりではないのですが、いわゆる「エアポケット」みたいな場所にハマってしまって、診断が遅れることがある。これはそんな、ちょっぴり心残  [・・つづく]

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北新地、京王線、附属池田小 → 何が彼らをそうさせたのか?

まるろぐは社会的なネタは苦手なのですが、ちょっと思うところあり、今回はシリアスに切り込んでみます。 #事件1 昨年12月17日に大阪、北新地で起こった痛ましい放火事件。26人が死亡し、被疑者も死亡。現  [・・つづく]

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