悪いやつから。出勤のJRで座れると、とても嬉しい。僕は腰が悪いので、ずっと立ちっぱなしはやはり避けたい。座れると、本も読めるしね。でも最近の出勤時のJRは、だいたい混んでいる。大津くらいで、なんとか座 [・・つづく]
年: 2022年
違う、そうじゃない
今、ちょっとハマっている音楽がある。「違う、そうじゃない」という鈴木雅之の歌。この曲の存在は、ずっと以前から知っていた。本作がリリースされたのが1994年だから、僕が研修医の頃だ。僕は鈴木雅之という歌 [・・つづく]
「月と六ペンス/サマセット・モーム 作」を読んで
ふとしたきっかけで、本作を読み始めた。例のごとく、地獄のような「遅読」である。だって、通勤のJRで10分ずつ読む、あるいは読まないとか、そんなんやし。サマセット・モームは初めて読むが、なかなか面白いと [・・つづく]
最近の興味深い症例をふたつ(まるちょう診療録より)
ひとつめ。70代の女性で、整外科よりコンサルトあり。もともと左上腕骨近位端骨折でOP後の方。OP後、骨粗鬆症にて投薬加療されていた。5月11日の採血で、CEA5.5、CRP 2.55あり、内科へ精査目 [・・つづく]
本当は誰もがやさしくなりたいのです
まず、この動画を見てください。 ある休日の午前、ひとりカラオケで気まぐれにこの唄を歌った。そして僕は嗚咽し、涙が止まらなくなった。歌詞の一部が心の琴線に触れたからだ。 本当は誰もが やさしくなりたい [・・つづく]
産業医研修会で「その先生」が取った行動とは?
認定産業医という資格がある。この資格を継続するためには、五年間で最低10回の研修を受けなければいけない。これ、正直、めんどくさい。僕自身、産業医として働いたことがあるので、そのときは役に立ったとは思う [・・つづく]
「医者は賢くなくていい」という言葉について
ごめんなさい、これ、私が学生時代くらいに聞いた言葉です。テレビで討論会をしていて、お題が「医師不足の時代をいかにするか」みたいなことだったと思います。そこで医師会代表の年配の先生がぽろっと「医者は賢く [・・つづく]
近況・・次回の色鉛筆画について紆余曲折
今年の医家芸術展が、八月下旬に開催されることとなりました。たぶん、今回はちゃんと開催される見通しです。そこで、あとひとつ、色鉛筆画を描きたいと思っていた。 僕の場合、モチーフとなる写真を自分なりに消化 [・・つづく]
「妻をめとらば/柳沢きみお 作」を読んで(2)
体調がもうひとつで、続き書けませんでした。今回は「#2 結婚という生活形態について考える」というお題で語ってみたい。柳沢きみおという漫画家は、個人的には「巨匠」と言って差し支えないと思っている。本作の [・・つづく]
「妻をめとらば/柳沢きみお 作」を読んで(1)
漫画でBlogのコーナーなんですが、今回は趣向を変えてみます。本作は、学生時代に愛読していた。当時は単純に面白おかしく読んでいたんだけど、アラフィフで再読すると、作者の「結婚に対する独特の見識」を垣間 [・・つづく]