年: 2022年

近況・・岡本太郎展に行ってきた(長文ごめん)

昨日、9月25日に、岡本太郎展(大阪中之島美術館)へ行ってきた。以前から「なんとなく」行きたいなー、と思っていたけど、「想いが結晶化」するまで時間がかかった。僕にはよくある現象である。ようやく重い腰が  [・・つづく]

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妙齢女性の片足のむくみから始まった話(まるちょう診療録より)

40代女性で、二週前から左足が腫れる。だんだんひどくなる。今週から、痛みやかゆみがでてきた。診察では、左下肢の足背〜下腿〜大腿部にかけて浮腫著明。圧痕性で、軽く把握痛あり。発赤なし。問診を深く。閉経は  [・・つづく]

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「プーチンは今すぐ死ぬべきである」という説について

一ヶ月ほど前だったか、T診療所のNsに「平和を願うシール三枚」を渡された。そう、例のウクライナ侵攻のことである。そして平和についての短いメッセージを下さいと言われた。僕は戸惑ったが、医局の机にシールを  [・・つづく]

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関本 剛先生の生き様と死に様について考える

まず、この動画をご覧ください。 関本 剛先生の紹介1976年生まれ。兵庫県出身。関西医科大学卒業後、同大学附属病院、六甲病院緩和ケア内科勤務を経て、神戸市灘区の在宅ホスピス「関本クリニック」院長。緩和  [・・つづく]

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10年前の症例を遠い目で思案する・・まるちょう診療録より

医者という仕事をやっていると「忘れようにも忘れられない」症例が、宿命のように残る。2013年の真夏の症例(当時のBlogはこちら)。15歳の野球を愛する健康な青年。主訴は39℃台の高熱と頭痛、嘔気。五  [・・つづく]

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純粋に「根性を試される」とき(まるちょう診療録より)

ある朝、T診療所に出勤すると、コロナ濃厚接触で医師が一人減っていた。したがって、総合外来は二診体制となる。発熱外来は止めるとのこと。現場にいる者は「今そこにある状況」でもってやっていくしかない。理屈や  [・・つづく]

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