4月8日(土)の外来終了後、なんとなく上腹部が張っている感じがあった。でも、CoCo壱では普通にカレーを平らげる。帰宅して、普通はハーゲンダッツのアイスを食べるんだけど、その日はパスして、そのまま昼寝 [・・つづく]
つづきを読む(再掲)ストックホルムでワルツを/ペール・フライ 監督
映画館で号泣する作品って、それほど多くない。あれって、ホントに恥ずかしい。「どうしよう、どうしよう」と自分で焦るけど、涙がどんどん出る。あの現象は不思議だけど、なにか心地よい。今の若者言葉でいう「沼る [・・つづく]
つづきを読む盤上没我の里見女流五冠を描いてみた
今回はけっこう苦しみました。里見さんの集中している表情なんですが、やや掴みにくい表情である。まあ「没我」を描くというのは、けっこうな難業ではある。「没我」というのは「心ここに在らず」と同じようなもので [・・つづく]
つづきを読む(再掲)うなぎ/今村昌平 監督
「うなぎ/今村昌平監督」を観た。1997年公開の作品で、そのころ私はどん底の状態にあった。仕事は週一回のバイトをなんとかこなす程度。秋にはそれさえもできなくなった。そうしたいわば「絶望した」状態で、本 [・・つづく]
つづきを読む「亭主関白」って、死語なんですかね?
「今どき、亭主関白みたいな夫って、いるのかなぁ?」と、道を歩いていてふと思った。なんと言っても「時代という避けられない壁」がある。かの「昭和」という時代には、寺内貫太郎とか星一徹とか、そういうキャラク [・・つづく]
つづきを読む(再掲)リュック・ベッソンが描く「殺し屋」について想う
リュック・ベッソンが描く「殺し屋」が、なんか好きやねん。「ニキータ」の予告編を載っけておきます。「ニキータ」のラストシーン、シブいよねー。 まず思う。殺し屋が恋をしちゃ、いけないな。「殺し屋」は、冷酷 [・・つづく]
つづきを読む口の中の不快感で悩む高齢女性(まるちょう診療録より)
80代の女性で、不定愁訴の多い方。七年前に夫が急逝されて、うつ病となり入院歴あり。なんでこの人を診ているのか、よく分からないことがある。この方の場合、さまざまな苦痛やしんどさを傾聴しておればよい。便秘 [・・つづく]
つづきを読む(再掲)光/河瀬直美 監督
「光/河瀬直美監督」を観た。2017年5月にカンヌで話題になった作品です。まず最初に驚かされるのは、100分という尺にしっかりと「芸術」を収めていること。おそらく河瀬監督は、膨大なフィルムの削除を行っ [・・つづく]
つづきを読む近況・・Pfizerのあほんだら!(薄氷の二日間)
僕は双極2型障害で、アモキサンを飲んでいる。発病当時、いろいろな抗うつ剤を試して、アモキサンが一番しっくり来るように感じた。あれ以来、ほぼ30年くらいお世話になっている。最近、Pfizerがアモキサン [・・つづく]
つづきを読む(再掲)三つ数えろ/ハワード・ホークス 監督
俺は基本的に孤独な人間だ。それは「孤独になりたいから」ではなく、俺の生来の性質(あるいは病)から来ている。つまり宿命である。50代になって、そうしたことが分かるようになってきた。皆でワイワイやるよりも [・・つづく]
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