あの夏のゴーディとクリスの友情。人生に悩む少年たち、そして慰める友達。 「スタンド・バイ・ミー」(ロブ・ライナー監督)を観た。ずっと昔に、テレビのロードショーなんかで観たことがあったんだけど、Amaz [・・つづく]
つづきを読む若者の不明熱に緊張した(まるちょう診療録より)
若年者の本格的な病気は、やはり緊張する。本人さんは、それほど重病のつもりで受診しておられない。そこへ、癌だの膠原病だの感染症だの、わけのわからない本格的な病を告知される。そりゃ、誰だって混乱するよ。説 [・・つづく]
つづきを読む(再掲)二郎は鮨の夢を見る/デヴィッド・ゲルブ 監督
仕事に惚れるって、どういう境地だろう? これはひとつの問題提起であり、突っ込んで考える価値のあることかもしれない。予告編の映像を載っけておきます。 東京・銀座のビルの地下にある、カウンター席のみの小さ [・・つづく]
つづきを読む近況・・ウイルス性胃腸炎でずっと寝ていた
4月8日(土)の外来終了後、なんとなく上腹部が張っている感じがあった。でも、CoCo壱では普通にカレーを平らげる。帰宅して、普通はハーゲンダッツのアイスを食べるんだけど、その日はパスして、そのまま昼寝 [・・つづく]
つづきを読む(再掲)ストックホルムでワルツを/ペール・フライ 監督
映画館で号泣する作品って、それほど多くない。あれって、ホントに恥ずかしい。「どうしよう、どうしよう」と自分で焦るけど、涙がどんどん出る。あの現象は不思議だけど、なにか心地よい。今の若者言葉でいう「沼る [・・つづく]
つづきを読む盤上没我の里見女流五冠を描いてみた
今回はけっこう苦しみました。里見さんの集中している表情なんですが、やや掴みにくい表情である。まあ「没我」を描くというのは、けっこうな難業ではある。「没我」というのは「心ここに在らず」と同じようなもので [・・つづく]
つづきを読む(再掲)うなぎ/今村昌平 監督
「うなぎ/今村昌平監督」を観た。1997年公開の作品で、そのころ私はどん底の状態にあった。仕事は週一回のバイトをなんとかこなす程度。秋にはそれさえもできなくなった。そうしたいわば「絶望した」状態で、本 [・・つづく]
つづきを読む「亭主関白」って、死語なんですかね?
「今どき、亭主関白みたいな夫って、いるのかなぁ?」と、道を歩いていてふと思った。なんと言っても「時代という避けられない壁」がある。かの「昭和」という時代には、寺内貫太郎とか星一徹とか、そういうキャラク [・・つづく]
つづきを読む(再掲)リュック・ベッソンが描く「殺し屋」について想う
リュック・ベッソンが描く「殺し屋」が、なんか好きやねん。「ニキータ」の予告編を載っけておきます。「ニキータ」のラストシーン、シブいよねー。 まず思う。殺し屋が恋をしちゃ、いけないな。「殺し屋」は、冷酷 [・・つづく]
つづきを読む口の中の不快感で悩む高齢女性(まるちょう診療録より)
80代の女性で、不定愁訴の多い方。七年前に夫が急逝されて、うつ病となり入院歴あり。なんでこの人を診ているのか、よく分からないことがある。この方の場合、さまざまな苦痛やしんどさを傾聴しておればよい。便秘 [・・つづく]
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