盤上没我の里見女流五冠を描いてみた

今回はけっこう苦しみました。里見さんの集中している表情なんですが、やや掴みにくい表情である。まあ「没我」を描くというのは、けっこうな難業ではある。「没我」というのは「心ここに在らず」と同じようなものであって、どうしても茫洋とした表情になる。喜怒哀楽にはまらない表情というか。

<画材>カリスマカラー(40色)、ステッドラー鉛筆(aquarell)、マルマンVIFART(HPsurface F8 S38V)

言い訳ばかり。でも、現在の僕のスキルでは、これが精一杯。とりあえず、今回の作業はここでおしまい。夏頃に加筆するかもしれません。しないかもしれないし。いったん色鉛筆画から離れようと思います。桑原辰雄の十五手詰めを頑張ろう。