さる8月23日、台風20号が接近していた。私はオフだったけど、正直あまり体調はよくなかった。台風の進路を確認したところ、京滋にいちばん接近するのは、夜だろうか。ただ、そこで頭に浮かんだのは、例の7月上 [・・つづく]
カテゴリー: 言葉からインスパイア
「遠い太鼓/村上春樹 著」を読んで
遠い太鼓に誘われて 私は長い旅に出た古い外套に身を包み すべてを後に残して(トルコの古い唄)本書は長い紀行文である。私なんかは本をちびちび読むタイプなので、正直、後半はだらけてしまった。こういう本は「 [・・つづく]
曰く「一粒の麦が死んだなら、豊かに実を結ぶようになる」
ドストエフスキーの著書「カラマーゾフの兄弟」の扉に、とても意味深な言葉が記してある。 よくよくあなたがたに言っておく。一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、もし死んだな [・・つづく]
プロになるためには1万時間の研鑽が必要という説について
将棋の谷川浩司九段をご存じだろうか。彼が主張するプロフェッショナルの必要条件が面白い。概略だけ記しておきます。 将棋に限らず、どんな分野でもプロの領域に達するには1万時間が必要である。1万時間と書くと [・・つづく]
「一年の計は元旦にあり」なんですかね?
2005年の一月に「一冊の手帳で夢は必ずかなう – なりたい自分になるシンプルな方法」という本に出会った。著者は熊谷正寿さんというIT企業の社長さん。詳しい内容は忘れたけど、要するにこうい [・・つづく]
言葉より、そろそろ態度で示そうよ
ある夫の話 ☞ 職場で妻からのメールを受けた。風邪をひいたのか、体調が良くないという。夕食の準備は大変だろう。すぐに電話した。「食事は外で済ませる。家事はやらなくていいよ。ゆっくり休んでね [・・つづく]
ふたつの「自由」について考えてみた
みなさん、自由は欲しいですか? この「自由」というシロモノ、捕まえようと思ったら、我々の腕をすり抜けていく。あっかんべーをされているようで、悔しい。だいたい「自由」というものは、実体がない。ただ「今、 [・・つづく]
浮気より許せぬもの
私は「漫画でBlog」のコーナーでおなじみの通り、弘兼憲史と柴門ふみのファンである。言うまでもなくお二人はご夫婦で、二人の子供はすでに独立。弘兼さん68歳、柴門さん59歳。そして言うまでもなく、お二人 [・・つづく]
Blogそろそろ再開します
どこの扉を叩いても開かない悪い時期っていうのは、外へ向かおうとしてもドアが開かないから、じゃあどうすればいいのか、内に向かえっていう指令なんです。 いきなり小洒落た感じで、美輪明宏の言葉を載っけてみま [・・つづく]
我(われ)を出すべきか、引くべきか
僕って「自分を出す」という姿勢が苦手です。もともとこだわりがない方だし、生き方の方向性みたいなのも希薄な人間だったので、出すべき「自分」がなかったのかもしれません。過去を振り返って考えてみると、どこか [・・つづく]