カテゴリー: 言葉からインスパイア

「遠い太鼓/村上春樹 著」を読んで

遠い太鼓に誘われて 私は長い旅に出た古い外套に身を包み すべてを後に残して(トルコの古い唄)本書は長い紀行文である。私なんかは本をちびちび読むタイプなので、正直、後半はだらけてしまった。こういう本は「  [・・つづく]

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曰く「一粒の麦が死んだなら、豊かに実を結ぶようになる」

ドストエフスキーの著書「カラマーゾフの兄弟」の扉に、とても意味深な言葉が記してある。 よくよくあなたがたに言っておく。一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、もし死んだな  [・・つづく]

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プロになるためには1万時間の研鑽が必要という説について

将棋の谷川浩司九段をご存じだろうか。彼が主張するプロフェッショナルの必要条件が面白い。概略だけ記しておきます。 将棋に限らず、どんな分野でもプロの領域に達するには1万時間が必要である。1万時間と書くと  [・・つづく]

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言葉より、そろそろ態度で示そうよ

ある夫の話 ☞ 職場で妻からのメールを受けた。風邪をひいたのか、体調が良くないという。夕食の準備は大変だろう。すぐに電話した。「食事は外で済ませる。家事はやらなくていいよ。ゆっくり休んでね  [・・つづく]

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ふたつの「自由」について考えてみた

みなさん、自由は欲しいですか? この「自由」というシロモノ、捕まえようと思ったら、我々の腕をすり抜けていく。あっかんべーをされているようで、悔しい。だいたい「自由」というものは、実体がない。ただ「今、  [・・つづく]

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