ひとつめ。僕という人間は、わりと誤解されていると思うのですが、相当にめんどくさがりで、変に不潔なところがあります。家に帰ると、嫁にそういう「だらしないところ」を突かれて、ようやく棲息しています。その延 [・・つづく]
つづきを読む祖母のしつけ・・「人間交差点」より
老いには二種類あるような気がする。つまり、濁るのと、執着するのと。前者の典型は「呆け」であろうし、後者は「頑固」ということになる。老いは誰にもやってくる。「呆け」であろうが「頑固」であろうが、老人にリ [・・つづく]
つづきを読むひどい薬疹がキタヨー!(まるちょう診療録より)
肝を冷やした症例だった。土曜日は皮膚科がやってない。だけど皮膚疾患でうちを受診する人が、わりといらっしゃる。多くの場合、採血して肝障害の有無をチェックして、大まかな外用剤をだしておく。「長引くようなら [・・つづく]
つづきを読む「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読んで
おれたちは人生の過程で真の自分を少しずつ発見していく。そして発見すればするほど自分を喪失していく。 これはある一面では真実である。でも、もしこれが「全面的に」人生の真実だったとしたら、それは「人生とは [・・つづく]
つづきを読む次の美人画はこれで行こう!
今年の京都医家芸術展は、10月2-4日に開催されるという通知が来ました。コロナ禍の影響で今年はダメか・・?と危惧しておりましたが、ちょっと目標ができたかも。もちろん、第二波がひどくなって中止の可能性も [・・つづく]
つづきを読む近況をみっつ
ひとつめ。ココイチカレーにハマっている。ほぼ週イチで食っている。だいたい土曜か日曜の仕事終わりに食べることが多い。円町交差点東入ルまで、てくてく歩いて、いつもチキンカツほうれん草の3辛(ごはん普通)を [・・つづく]
つづきを読む美人画(カラー)を描いてみた
<画材>カリスマカラー(48色)、ステッドラー鉛筆(aquarell) 、修正ペン 五月から本作に取り組んできましたが、なにしろコロナ禍。恒例の「医家芸術展」が開催されるのかどうか、かなり微妙です。も [・・つづく]
つづきを読む心不全のようで心不全でない?べんべん(まるちょう診療録より)
なんかビミョーな気分になった症例。総合内科でいちばん必要な能力は、ずばり「嗅覚」だと思っています。もちろん知識は必要。でも全ての検査ができない「総合内科という空間」で、どこまでイマジネーションを膨らま [・・つづく]
つづきを読む近況をみっつ
ひとつめ。さる5月11日は、17回目の結婚記念日だった。妻からはあれこれ言われるけれど、僕は「結婚記念日を大切にしたい派」です。まあ彼女は認めないだろうけどね。当日、起きてからずっと何もそのことに触れ [・・つづく]
つづきを読む人間の心の中にある「民度」という闇について
私は「民度」という言葉が嫌いです。「国民性」なら分かる。なぜなら、国や種族によって特色はあるし、得手不得手もあるだろう。しかし「民度」という言葉は、たいてい幻想だと思っている。Wikiから引用してみま [・・つづく]
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