前回に引き続き「パルプ・フィクション」について。「#2 運命の交錯について」というお題でひとつ書いてみる。タランティーノが本作に、どれだけメッセージ性を盛り込もうとしたか。前回も書いた通り、単なる暴力 [・・つづく]
カテゴリー: 映画コラム
パルプ・フィクション/クエンティン・タランティーノ監督(1)
「パルプ・フィクション」(クエンティン・タランティーノ監督)について感想Blog書こうと思う。本作を観るのは、今回で三度目。初め映画館で観たときは、内容をちゃんと把握できてないのにも関わらず、唖然とし [・・つづく]
ツレがうつになりまして。/佐々部清監督(2)
前回に引き続き「ツレがうつになりまして。/佐々部清監督」について。今回は#2「絆を深めるということ」というお題でひとつ書いてみたい。 うつの当事者として、本作で一番心に響いた言葉。ツレの病状がやや落ち [・・つづく]
ツレがうつになりまして。/佐々部清監督(1)
現在上映中の映画「ツレがうつになりまして。」(佐々部清監督)を観てきた。細川貂々さんの同名漫画を、佐々部監督と脚本家青島武氏のタッグで、三年越しで映画化を実現。描かれるのは、一組の夫婦。ハルさん(宮崎 [・・つづく]
日輪の遺産/佐々部清監督(3)
前回に引き続き「日輪の遺産/佐々部清監督」より。最後は「#2 日本人としての矜持」というお題で書いてみたい。 矜持・・矜持って、何だろう? 辞書を紐解いてみると「みずからたのみとするものがあって、ほこ [・・つづく]
日輪の遺産/佐々部清監督(2)
前回に引き続き、映画「日輪の遺産/佐々部清監督」について。今回からネタばれありです。というか、そうしないと深いところまで入っていけないので。「#1 教育というものの怖さ」というお題で、少し書いてみよう [・・つづく]
日輪の遺産/佐々部清監督(1)
現在公開中の映画「日輪の遺産」(佐々部清監督)を観てきた。体調の問題もあり、一時はDVDで済ませようか、なんて弱気な気持ちになった。それを佐々部監督の応援BBSに書き込んだら、次のような返答をいただい [・・つづく]
めぐり逢えたら/ノーラ・エフロン監督
「めぐり逢えたら」(ノーラ・エフロン監督)を観た。 これを観るのは三回目くらいだろうか? 最初は1993年の研修医二年目の頃。確かクリスマスに近い頃で、カップルでやたらごった返す中をかき分けて、劇場内 [・・つづく]
ノルウェイの森/トラン・アン・ユン監督(2)
前回に引き続き「ノルウェイの森/トラン・アン・ユン監督」から、#2「レイコさんの描き方の不満」と題して書いてみる。分かりやすく言うと、前回は肯定的、今回は否定的な意見。原作の軸としては、二つあると思っ [・・つづく]
ノルウェイの森/トラン・アン・ユン監督(1)
「ノルウェイの森」(トラン・アン・ユン監督)を観た。言うまでもなく、原作は村上春樹の同名小説。のべ発行部数が1000万部を越える「モンスター作品」である。それだけ、たくさんの人に愛されている作品なわけ [・・つづく]