「アマデウス」(ミロス・フォアマン監督)を観た。1984年にアカデミー賞を8部門制覇している名作。35歳で夭逝した天才音楽家、モーツァルトの謎に包まれた生涯を描いている。モーツァルトを「天才」と呼ぶの [・・つづく]
カテゴリー: 映画コラム
半落ち(後)/佐々部清監督
前回に引き続き、映画「半落ち」をモチーフに語ります。今回は#2の「人は誰のために生きるのか?」について考えてみたい。 重大なネタバレになるけど、梶夫妻は息子の死後、骨髄バンクにドナー登録をしていて、梶 [・・つづく]
半落ち(前)/佐々部清監督
「半落ち」(佐々部清監督)を観た。08年11月に「夕凪の街 桜の国」を観て、Blogに感想を書いた。その際「佐々部監督の代表作である『半落ち』を、いつか観てみたい」と書いたのだが、結局こんなに時間が経 [・・つづく]
幸福の黄色いハンカチ/山田洋次監督
「幸福の黄色いハンカチ」(山田洋次監督)を観た。私にはネパールに17年来になる友人がいて、たまにメール交換する。ある時、彼が「ネパールと日本の友好のため、日本映画が上映される。NODO JIMAN, [・・つづく]
十五才 学校4/山田洋次監督(2)
前回に引き続き、映画「十五才 学校4」をネタに語ってみたい。今回は#2の「結局『学校』ってなによ?」というお題で。 本作の中で、たまたまヒッチハイクで乗せてもらった宮崎在住の女性ドライバーの息子が引き [・・つづく]
十五才 学校4/山田洋次監督(1)
「十五才 学校4」(山田洋次監督)を観た。今年の春頃だっただろうか、ある日実家に帰ると、78歳になる遅咲き電化オタクの父から、一枚のDVD-RAMを受け取った。「これええよ、観てみ」。受け取った時は「 [・・つづく]
つみきのいえ/加藤久仁生監督
「つみきのいえ」(加藤久仁生監督)を観た。言うまでもなく、第81回アカデミー賞短編アニメ映画賞を獲得した作品。約12分のとても静かな作品である。アカデミー賞二冠のニュースを耳にした時、「おくりびと」よ [・・つづく]
ナインハーフ/エイドリアン・ライン監督
「ナインハーフ」(エイドリアン・ライン監督)を観た。1986年公開のちょい古い映画。主演はもちろん、ミッキー・ロークとキム・ベイシンガー。学生の頃、本作をレンタルビデオで鑑賞して「やり過ごせない何か」 [・・つづく]
夕凪の街 桜の国/佐々部清監督
「夕凪の街 桜の国」(佐々部清監督)を観た。ダイゴの通う高校で映画の上映会があるというので、夫婦で出かけた。その時の映画がこれ。ヒロシマ原爆に関する映画という情報は持っていたが、私は端から全然期待して [・・つづく]
ミッドナイト・ラン/マーティン・ブレスト監督
「ミッドナイト・ラン」(マーティン・ブレスト監督)を観た。学生時代に観て「いいな~」と胸の中にしまっていた作品。 ざっとあらすじを記す。賞金稼ぎ(ロバート・デ・ニーロ)がニューヨークで心優しい会計士( [・・つづく]