<画材>カリスマカラー(48色)、ステッドラー鉛筆(aquarell) 、修正ペン 時は9月初め。ひとつめの「美人画」をどうするか、悩んでいた。明らかに失敗の多い、悔いの残る出来栄えである。修正するに [・・つづく]
年: 2020年
ほんまもんとフェイクの二例(まるちょう診療録より)
ひとつめ。90代女性。いつも高血圧で通院されている。ADLは車椅子、娘さんがいつも同伴される。お二人とも、いつも奥ゆかしいというか、礼儀正しいというか、最小限の挨拶と診察で、血圧のくすりを貰って帰られ [・・つづく]
藤井聡太を想う
藤井聡太、18歳。おそらく近い将来、全冠制覇するだろう。将棋の歴史を塗り替える逸材。いっとき鬱々としていた将棋界を、一気にポジティブな方向に変えてみせた。こういう存在を「天才」と呼ばずしてなんとするか [・・つづく]
近況・・嫁の誕生日に「重たい花」を贈ったこと
最近とみに嫁の疲労が蓄積している。昨年2月に義母が亡くなってから、残された義父が入院となる。どん底の状態から退院までこぎつけ、在宅でフォロー。でも11月に心不全+腎不全でまた入院。ペースメーカー装着と [・・つづく]
川上未映子の文体って・・なんですのん?
最近、村上春樹を読んでから川上未映子を読んだ。なんで読んだんだろう? ただ、なんとなくです。芥川賞受賞の「乳と卵」を読んだ。読み始めて「なんじゃこら?」の状態となる。えらいクセがあるんですわ~ 文学と [・・つづく]
美人画2を描いたので見てください
<画材>カリスマカラー(48色)、ステッドラー鉛筆(aquarell) 、修正ペン 美人画ふたつめを描いて感じたこと。目と鼻と口は最後に描くべきである。ひとつめの美人画でいくつか失敗していることが、よ [・・つづく]
近況をみっつ
ひとつめ。僕という人間は、わりと誤解されていると思うのですが、相当にめんどくさがりで、変に不潔なところがあります。家に帰ると、嫁にそういう「だらしないところ」を突かれて、ようやく棲息しています。その延 [・・つづく]
祖母のしつけ・・「人間交差点」より
老いには二種類あるような気がする。つまり、濁るのと、執着するのと。前者の典型は「呆け」であろうし、後者は「頑固」ということになる。老いは誰にもやってくる。「呆け」であろうが「頑固」であろうが、老人にリ [・・つづく]
ひどい薬疹がキタヨー!(まるちょう診療録より)
肝を冷やした症例だった。土曜日は皮膚科がやってない。だけど皮膚疾患でうちを受診する人が、わりといらっしゃる。多くの場合、採血して肝障害の有無をチェックして、大まかな外用剤をだしておく。「長引くようなら [・・つづく]
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読んで
おれたちは人生の過程で真の自分を少しずつ発見していく。そして発見すればするほど自分を喪失していく。 これはある一面では真実である。でも、もしこれが「全面的に」人生の真実だったとしたら、それは「人生とは [・・つづく]