胸部レントゲンは側面も撮ろう!(まるちょう診療録より)

患者さんが自分の症状を正確に医者に伝えるという技術は、簡単なようでわりと難しいと思っている。おそらくそこには「論理性」という要素が、大きく関わってくる。超高齢の方などは「自分がどういう症状で、どれだけ  [・・つづく]

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父との舞鶴ふたり旅→心筋梗塞。そして父は「平和の庭」へ向かう(2)

さて、23日の朝食の話に戻る。父が「ヨーグルトいるか?」というので、「いただくわ」と返す。父が冷蔵庫の扉を閉めようとした時、扉が父の左おでこにぶつかった。よく見ると、父の左眉の外側が1cmくらい皮膚が  [・・つづく]

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父との舞鶴ふたり旅→心筋梗塞。そして父は「平和の庭」へ向かう(1)

2025年2月6日4時51分、父は永遠の眠りにつきました。2024年11月29日に心筋梗塞を発症し、それから実に二ヶ月以上。結果論になるけど、父の希望した死に方ではなかった。父はもっと潔い死に方を望ん  [・・つづく]

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腹痛に始まり、心臓も悪い、腎臓も悪い・・救命できるのか?(まるちょう診療録より)

超高齢で多臓器にわたり「何らかの危険」が含まれる場合、当然ながら救命の可能性は低くなる。今回の症例は、QQ車で患者さんを運ぶ途中で「やっぱり無理かもしれない」と思っていた。キーパーソンの娘さんが同乗、  [・・つづく]

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僕の奥さんが直面している「苦難」について書きます(2)

現在、義父を世話するのは、ほぼ彼女ひとりである。彼女には弟さんがいるが、持病もあり、義父の世話をする余裕がほぼない。彼女の「ワンオペ」で、義父の介護はなんとか切り盛りされている。でも、、 義父は言うこ  [・・つづく]

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僕の奥さんが直面している「苦難」について書きます(1)

僕は元来が「唐変木な男おいどん」であり、鈍感で気の利かない野郎です。そしてこれは学生時代のころから変わりませんが、どこか「自分のことで精一杯」な心持ちがあるのです。ぜんぜん悪気はないけど、配偶者の苦労  [・・つづく]

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