体調不良にて、更新が滞りがちです。でも、なんとか回復傾向にあります。徐々に週二回ペースへ復帰したいと思っています。「ノルウェイの森」(村上春樹著)に関して、昨年の4月10日に日記を書いているのだが、ち [・・つづく]
カテゴリー: この本を読んで
バカの壁/養老孟司
「バカの壁」(養老孟司著)を読んだ。ひと頃、話題になった本だ。読後まず思ったことは「いいこと書いてあるけど、やや散漫な感じ」。まえがきに記されているとおり、この本は養老さんが書いた本ではない。彼が口述 [・・つづく]
グレート・ギャツビー/フィツジェラルド
「グレート・ギャツビー」(フィツジェラルド著)を読んだ。これを読んだのは「ノルウェイの森」の主人公ワタナベくんの愛読書で、かつその作者である村上春樹の愛読書だから。そんなにいいものなのかな?と、ちょっ [・・つづく]
点と線/松本清張
「点と線」(松本清張著)を読んだ。小学生時代に、清張にまつわるこんな思い出がある。学校から帰ってくると、いつも陽気な母がさめざめと泣いていた。「なにか悲しいことでもあったんだろうか?」と心配していると [・・つづく]
人間失格/太宰治
羊をめぐる冒険/村上春樹
「羊をめぐる冒険」(村上春樹著)を再読した。10年ぐらい前に読んで、もうひとつ自分の中でパッとしなかった作品だ。読後しばらくして、鴻上尚史という演出家が「これは『青春の終わり』を見事に描いた作品だ」と [・・つづく]
思春期にがんばってる子/明橋大二
「思春期にがんばってる子」(明橋大二著)を読んだ。ダイゴは現在中学一年生。まるっきり学校へ行けないというわけではないのだが、毎日相当にしんどそう。また、反抗期のまっただ中でもあり、言うことをなかなか聞 [・・つづく]
ムーンライト・シャドウ/吉本ばなな
「ムーンライト・シャドウ」(吉本ばなな著)を読んだ。7/28の日記で「もっと成熟した吉本ばななが読みたい」などと、生意気なことを言っていたのだが・・ 確かに「キッチン」を読んだ時点では、そのような感想 [・・つづく]
キッチン/吉本ばなな
「キッチン」(吉本ばなな著)を読んだ。これは吉本さんが27歳の時の処女作であって、読んでいて、いろんな意味で「若い」印象を受けた。文面から誠意がとても伝わってくるけど、リラックスしきれないというか。遊 [・・つづく]
俗物図鑑/筒井康隆
「俗物図鑑」(筒井康隆著)という作品を読んだ。「俗物」ってなんだろう?という素朴な疑問から、本書を手に取ったのだが・・ 結論から言うと、あまり楽しめなかった。読んでいて、ある意味苦痛だった。辛抱して最 [・・つづく]