2003年当時、羽生さんは「新しい天才」として君臨し、谷川さんは「古い天才」として苦悩していた。あれから20年の歳月がすぎ、今や羽生さんは「古い天才」となり、藤井さんが「新しい天才」と認められるように [・・つづく]
年: 2023年
まったく病態がイメージできなかった、悔しい一例(まるちょう診療録より)
僕は普段から、自分なりに総合内科の勉強はしている。系統的な勉強じゃないけど、引っかかりのある症例について、自分なりにEvernoteにまとめるとか。今回遭遇した病気は、初めてだったけど、自分なりにはま [・・つづく]
(再掲)ローマの休日/ウイリアム・ワイラー 監督
「ローマの休日」(ウイリアム・ワイラー監督)を観た。おそらくちゃんと観るのは、小学生六年生の時以来だと思う。あの少年時代の一番の印象は、ラストシーンのグレゴリー・ペックが一人歩いていくところ。「恋愛っ [・・つづく]
小さな鳥・・「人間交差点」より
左翼と右翼。僕はどちらかと左なのかと思うのですが、わりと享楽主義的なところもあり、厳格な左ではあり得ない。中道という立派な思想もなく、結局「無党派層」なんだと思います。ま、結局、それほど政治に関心がな [・・つづく]
(再掲)ナインハーフ/エイドリアン・ライン 監督
「ナインハーフ」(エイドリアン・ライン監督)を観た。1986年公開のちょい古い映画。主演はもちろん、ミッキー・ロークとキム・ベイシンガー。学生の頃、本作をレンタルビデオで鑑賞して「やり過ごせない何か」 [・・つづく]
(再掲)友達って、なんなんだろう?
あの夏のゴーディとクリスの友情。人生に悩む少年たち、そして慰める友達。 「スタンド・バイ・ミー」(ロブ・ライナー監督)を観た。ずっと昔に、テレビのロードショーなんかで観たことがあったんだけど、Amaz [・・つづく]
若者の不明熱に緊張した(まるちょう診療録より)
若年者の本格的な病気は、やはり緊張する。本人さんは、それほど重病のつもりで受診しておられない。そこへ、癌だの膠原病だの感染症だの、わけのわからない本格的な病を告知される。そりゃ、誰だって混乱するよ。説 [・・つづく]
(再掲)二郎は鮨の夢を見る/デヴィッド・ゲルブ 監督
仕事に惚れるって、どういう境地だろう? これはひとつの問題提起であり、突っ込んで考える価値のあることかもしれない。予告編の映像を載っけておきます。 東京・銀座のビルの地下にある、カウンター席のみの小さ [・・つづく]
近況・・ウイルス性胃腸炎でずっと寝ていた
4月8日(土)の外来終了後、なんとなく上腹部が張っている感じがあった。でも、CoCo壱では普通にカレーを平らげる。帰宅して、普通はハーゲンダッツのアイスを食べるんだけど、その日はパスして、そのまま昼寝 [・・つづく]
(再掲)ストックホルムでワルツを/ペール・フライ 監督
映画館で号泣する作品って、それほど多くない。あれって、ホントに恥ずかしい。「どうしよう、どうしよう」と自分で焦るけど、涙がどんどん出る。あの現象は不思議だけど、なにか心地よい。今の若者言葉でいう「沼る [・・つづく]