目を背けたくなるほどの暴力描写。でも、この世の中にこうした「純粋に暴力を楽しみたいがゆえの暴力」が存在するのか? おそらくだけど、この世の中には、一定数のこうした「狂気」は存在するのだと思う。そうして [・・つづく]
カテゴリー: 映画コラム
(再掲)マルタの鷹/ジョン・ヒューストン 監督
この古い映画は、ストーリーとしては「マルタの鷹」という人の人生を狂わすほどの財宝をめぐって、様々な人間が絡み合い、ミステリアスな展開になっていく。つまり、話としてはかなり複雑なハードボイルドものなんだ [・・つづく]
(再掲)リトル・ダンサー/スティーブン・ダルドリー 監督
「リトル・ダンサー」(スティーブン・ダルドリー監督)を観た。劇場で観たのをあわせて、今回で四回目になるだろうか。何度観ても泣ける。それも号泣である。そして最後には、何とも言えない温かい気持ちになれる。 [・・つづく]
(再掲)となりのトトロ/宮崎駿 監督
「となりのトトロ」(宮崎駿監督)を観た。映画のBlogを書き始めて久しいが、実はずっとジブリ作品をちゃんと観たいと思っていた。宮崎監督のアニメはもちろん面白いんだけど、面白いだけでは済まされない「何か [・・つづく]
(再掲)ローマの休日/ウイリアム・ワイラー 監督
「ローマの休日」(ウイリアム・ワイラー監督)を観た。おそらくちゃんと観るのは、小学生六年生の時以来だと思う。あの少年時代の一番の印象は、ラストシーンのグレゴリー・ペックが一人歩いていくところ。「恋愛っ [・・つづく]
(再掲)ナインハーフ/エイドリアン・ライン 監督
「ナインハーフ」(エイドリアン・ライン監督)を観た。1986年公開のちょい古い映画。主演はもちろん、ミッキー・ロークとキム・ベイシンガー。学生の頃、本作をレンタルビデオで鑑賞して「やり過ごせない何か」 [・・つづく]
(再掲)友達って、なんなんだろう?
あの夏のゴーディとクリスの友情。人生に悩む少年たち、そして慰める友達。 「スタンド・バイ・ミー」(ロブ・ライナー監督)を観た。ずっと昔に、テレビのロードショーなんかで観たことがあったんだけど、Amaz [・・つづく]
(再掲)二郎は鮨の夢を見る/デヴィッド・ゲルブ 監督
仕事に惚れるって、どういう境地だろう? これはひとつの問題提起であり、突っ込んで考える価値のあることかもしれない。予告編の映像を載っけておきます。 東京・銀座のビルの地下にある、カウンター席のみの小さ [・・つづく]
(再掲)ストックホルムでワルツを/ペール・フライ 監督
映画館で号泣する作品って、それほど多くない。あれって、ホントに恥ずかしい。「どうしよう、どうしよう」と自分で焦るけど、涙がどんどん出る。あの現象は不思議だけど、なにか心地よい。今の若者言葉でいう「沼る [・・つづく]
(再掲)うなぎ/今村昌平 監督
「うなぎ/今村昌平監督」を観た。1997年公開の作品で、そのころ私はどん底の状態にあった。仕事は週一回のバイトをなんとかこなす程度。秋にはそれさえもできなくなった。そうしたいわば「絶望した」状態で、本 [・・つづく]