「ショーシャンクの空に」をネタに、文章を書いてみたい。題して「希望ってなんだろう?」。おそらく原作者スティーブン・キングの一番言いたかったことは「希望を持ち続けることが、どれだけ大切か」ということだと [・・つづく]
年: 2023年
近況・・奥さんが入院、そして僕はただポンコツなだけ(2)
その夜、奥さんは地獄をみた。寝ていては息苦しい、上体を起こすと少しマシだが、眠れない。あまりに息苦しい。僕はそんな彼女の苦しみを知らず、ガーガー寝る。8月1日(火)の朝5時に、彼女は這いつくばって僕の [・・つづく]
近況・・奥さんが入院、そして僕はただポンコツなだけ(1)
アラフィフ夫婦というのは、いろいろしがらみが多い。老いた親の対応、仕事も忙しい中で、いろんなハプニング。50代後半となると、若いころの「馬鹿力」はもうなく、疲れはしんしんと積み重なり、免疫力も落ちる。 [・・つづく]
(再掲)ゴーン・ガール/デヴィッド・フィンチャー 監督(2)
前回に引き続き「ゴーン・ガール」をネタに語ってみたい。「『役割を演じる』ということについて」と題して、ちょっとお付き合いを。本作のストーリー展開の背景に、メディアの強大な力がある。各々の人物がメディア [・・つづく]
(再掲)ゴーン・ガール/デヴィッド・フィンチャー 監督(1)
「ゴーン・ガール」(デヴィッド・フィンチャー監督)を観た。正月に映画館で観て、今月になってDVDでふたたび観た。なんて言うんだろう、本作を観ると、心に奇妙なしこりが残るようだ。二時間半の長さだけど、ま [・・つづく]
またまた糸井重里の言葉からインスパイアされて
ほぼ日手帳7月28日(金)、糸井さんの言葉を引用します。 「じぶんで決めていいこと」がいっぱいあるのに、 「みんなはなにを選んでいるのか?」とか、 「世間で正しいと言われているのはどれか?」だとか、 [・・つづく]
第55回医家芸術展のお知らせ
まるろぐをご覧のみなさまへ 今年も医家芸術展の季節がやってきました。 昨年は8月でしたが、今年は9月に開催されます。(詳細は下の画像参照) ちょっと秋めいて、お出かけにはいいかも。 今回は、将棋棋士に [・・つづく]
健康診断の限界を痛感させられた一例(まるちょう診療録より)
癌の早期発見は医療者の目標だけど、それが達成されるのは簡単ではない。一部の癌は、症状が出てからでは、もう遅い。早期発見のために、健診がある。でも、健診をすり抜けて成長する癌は、残念ながらある。 70代 [・・つづく]
(再掲)スモーク/ウェイン・ワン 監督(2)
タバコを吸いながら、粋に語り合うふたりのおっさん。ハーヴェイ・カイテルが好きでねー 眉間の深いしわに、彼の人生の重さを感じる。生粋の役者さんだな。バイプレイヤーとしての印象が強いが、なんたって顔貌に「 [・・つづく]
(再掲)スモーク/ウェイン・ワン 監督(1)
この映画を理解するには、ピカピカの若い心では難しいと思います。やはり、人生の荒波に揉まれ、傷つき、挫折を十分に味わい・・・つまり「人の哀しみ」がちゃんとわからない人には理解できないと思う。人生とはまさ [・・つづく]