近況・・コロナワクチン予約という戦場を体感した

さる5月16日(日)に実家に帰って両親と語らいなど。90歳の父のリハビリは順調で、肌ツヤなどは退院時よりもずっと良いように見えた。兄主導で父のリハは進んでいる。僕としては大したこともしていない。ただー コロナワクチンの予約をどうしようか、という依頼があった。向日市が主催する集団接種がある。もちろん、電話はつながりにくいことは分かっている。LINE予約がスマートっぽい。ここは親のためにひとはだ脱ぐでしょう。翌17日の午前9時から一斉開始とある。17日はあいにく、線維肉腫の胸部CTフォローでK医大へ行く予定はある。CTの予約が10時15分なり。かなりアクロバティックなスケジュールとなるが・・ やっぱここは、親のためになんとかしてあげたかった。

さて、17日当日。天候はくそくらえの雨模様。ワクチン予約に加えて、まったくの別件でヨドバシに電話するタスクも増えた。なんちゅーせわしないOffや。プランとしては、8時過ぎに家を出て、9時前に京都駅でどこかの喫茶店に入って、ワクチン予約スタンバイするつもり。首尾よく予約が取れたら、バスでK医大へ。

排便をすませて、8時21分栗東発のJRに乗る。たくさんのタスクを抱えて、ちょっとした「工作員」だな、と思っていた。南草津くらいだっただろうか、電車が止まった!😱どうも車両トラブルのようだ。10分ほどの遅延が発生。あかん! これは京都でワクチン予約すると遅い。急遽、山科で降りることに。K医大へは、地下鉄東西線でなんとかなるだろう。


山科駅ホームのベンチに陣取る。二人分取らないとダメなので、iPhoneとiPadを駆使する。iPadはiPhoneのテザリングでオンライン。どちらの画面もLINEで、予約のボタンを押すだけでいいようにスタンバイ。ここまではうまくいった。あとは時計とにらめっこ。9時ジャストに同時にふたつのボタンを押下する。想像していたのは、最速の7月3日の予約枠が出てくる画面。しかし、なんと5月20日の枠が現れた! これには完全に裏をかかれた。画面がフリーズする。あとで分かったことだが、5月20日という「特等席」が5枠ほど残っていたのだ。まずはその「特等席」の争奪戦となったわけ。

雨の山科駅ホームのベンチで、僕は格闘していた。iPhoneもiPadも動かない。3分後くらいだろうか、画面が動くようになったので、まずはLINEの最初の画面に戻る。父と母の情報を打ち込んでいく。そしてもう一度、予約ボタンを押す。今度は7月3日以降の予約枠が現れた! でも、3日の枠はまたしても争奪戦となりそうだったので、わざと4日をチョイス。でも、母の予約はなぜかチョンボ。手はかすかに震えていた。まずは父の予約を確実に4日11時に入れよう。うまく取れた! そうして、母の情報をまた最初から打ち込んで、4日11時の予約をなんとか取れた。ふー( ;´Д`)

とんでもない神経戦だった。もともとIBSの傾向がある僕のお腹は、すでにグルグル鳴っていた。腹痛をかかえた工作員は、山科駅のトイレに走る。なんじゃ? ここ全部、和式やんけ! やはり僕としてはウォシュレットが欲しいのである。地下鉄山科駅へ向かう。ここも和式ばかりだ!😱 山科駅って、なんでこんなに時代錯誤なの? しょーがないので、和式で用を足して紙でケツ拭きました。ま、いいんだけどね。

その後、地下鉄で市役所前まで移動して、そこからK医大まで雨の中、徒歩で。あ、そうそう、例のヨドバシの電話もなんとかなった。線維肉腫フォローは順調。母にLINEでワクチンの予約完了画面を送ったら、たいそう喜んでいた。LINE画面を貼っておきます。

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まあ、少しでも親のための動けてよかったです。長くなりましたが、ワクチン予約という戦場を体感したひとときでした。