もうなんかねー ギックリ腰のくせがついちゃってるんですよ、これが。さる10月15日に風呂場でやっちゃったんですが、これが今年三回めですよ。あれって、ほんま急にくる。いつも不意をつかれる。そして「あ、やった!」と思ったときの失望。心の中は「なんでなんでなんで・・」 哀しきリフレイン。
人間というのは、痛みに弱いです。急な痛みは、すべての希望を奪います。さっきまで活動的だったのが、急に何もする気がなくなります。そしてお決まりの「ふて寝」。こうした場合の処方箋として、まずは「安静」なので、間違ってはいません。ベッドで横になってiPadで動画みたり。虚しい笑いに飽きたら、浅い眠りに入ります。
「今回はなにが悪かったんだろう?」と寝床で振り返る。前回が9月の初めでした。調子こいてジムで急な負荷をかけすぎたか。腰の筋トレは週二回している。今回はやや負荷をあげるペースが早すぎたか。一ヶ月半だもんね。「なんや、いけるやーん」と、どんどん負荷を増やしていって、ドツボにはまったか。やっぱ、完全に戻すまでには、三ヶ月ほどは要るよね。アホ丸出し。
16日は午前が一般外来、午後が心電図読影の仕事。ギックリ腰になったら、通勤はお決まりの二条からタクシー。特に発症翌日は、歩けないので。ちゃんと仕事できるか、かなり心配でしたが、なんとかなったようです。個人的には、細かいミスはあったのですが、、 まあ、仕方ない。どうしても、注意力、集中力が落ちる。大過なく終えたので、よしとします。心電図は998枚で、終わったあと、ちゃんと歩けるか心配だったけど、なんとかなった。西大路通からタクシー拾って帰りました。ホッと一息。
腰を強くするのって、不可能なんだろうか? すでに椎間板ヘルニアはある。付き合っていくしかないけど、せめて年一回とかにならんかいな? 53歳ですから、やっぱし無理しないことですか。ジョギングで速めに走ったりもするんですが(これけっこう気持ちいい)、やっぱよくないんだろうなー トシには勝てんぜよ!(ToT)
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
欲ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
そういうものに私はなりたいが、53歳のおっさんには、ちと難しい。宮沢賢治は、病床で手帳にこの詩をメモしたらしい。つまり現実とのギャップの中で闘っていたのだ。私はそういう人間的な葛藤を尊敬します。つまり「サウイフモノニ ワタシハナリタイ」m(_ _)m