美人画を描いてみよう!

色鉛筆画を、年にふたつ描くことにしている。これはすでに僕の生活の中にしっかり根付いた習慣であり、この行為により、いろんな恩恵を受けることができる。これまでは専ら「模写」という形態で描いてきたけど、そろそろ「リアルなもの」を描けないか?という思案。それ以前に、描くとしたら何を描きたいのか? 運動会が終わった頃から、ずっと自問自答してきた。静物を描くというのは、王道だと思う。でも、それほど食欲が湧かない。うーん・・と迷路に入りかけたとき、YouTubeがヒントをくれた。美人タレントの鉛筆画の制作過程を早送りで紹介している動画があったのです。


考えてみると、僕は女性週刊誌の表紙なんかは、好きでよく見入ることが多い。何度も言うけど、あれはタレントさんの美貌だけでなく、フォトグラファーのセンス、メイクのセンス、照明とかもある。それ以前に「どういう写真を撮るか」というコンセプトの確認。そうして、ようやく作品たる表紙が出来上がるのだ。そうした「美人タレントの顔写真」をもとに、細密画が描けないか? これ、かなり難易度は高いし、これまでと路線が変わるので、すごく勇気がいったんですが・・

iPadで寝っ転がりながら、テキトーな画像を物色していたら「VOCE」という雑誌に行き着いた。どうもコスメ的なトピックを扱う雑誌みたい。いくつか画像を集めたんだけど「んー、これはいいな」というのがあった。モデルさんのことは全然知識ないんですが、「藤野有理」さんというモデルさんだそうです。この人の双眸はもちろん、鼻梁がすごいと思う。下絵を載っけておきます。

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美女、美男子など、ひと思案。美の濫用について。美の濫用は、周りを嵐に巻き込み、自らは空虚になっていくという運命。だからこそ「美人薄命」という言葉が成立するのだ。でも、モデルさんって「仕事として美を濫用」する職業なわけで。リアルな生活と濫用されたイメージとの乖離に、つねに危うさを孕んでいるように思う。例の沢尻さんなんか、そういう苦悩があったんじゃないかな?みたいな。単なる推測ですが。

今回の作品は、まずは鉛筆のみ単色で仕上げようと思っています。いちおう三月いっぱいには仕上げたい。詰将棋も長いことしてないので。中国製の安い鉛筆セットを買ったのですが、どうして使えばいいのか分からず、とりあえず上記の下絵はステッドラーの4Bで、やっちゃいました。とりあえず、楽しもうと思います。乞うご期待!笑