近況をみっつ

ひとつめ。来年度、自治会で体育委員をすることになりました。あーあ、がっくし。今年は回ってくるのは分かっていた。できるだけマイナーなやつが当たりますように~! とクジを引いたら、一番イヤなやつが当たってもうた。前回会長で、今回体育委員という・・クジ運のなさ。引き継ぎのときは、もれなく涙目になっていたし。ああ、今年度はまた地獄のような日々なんだろうか? この調子だと、九月の医家芸術展も難しいかもしれない。なんたって、秋の運動会がメインだし。マジかよ~(>_<) ま、でも楽しくやっていきたいと思います。どうせやるなら、楽しくね。     。。。。(o_ _)o=3


ふたつめ。父が鼠径ヘルニアの手術を受けた。今年五月で米寿である。元気で暮らしてはいるが、何かでてくるもんだ。桂病院で手術を受けたんだけど、桂病院って、交通の便がすこぶる悪い。車で行っても、相当に行きにくいし、駐車スペースも狭そう。建設するときに立地をもう少し考えんかったんかな? そこへ行くと新しいC病院(11月オープン)は、へんぴなとこにあるけど、駐車スペースなんかは余裕があるようで、大事なことと思う。父の手術は無事成功し、今は元気でやっております。初めは手術(麻酔)を怖がっていたけど、スタッフのみなさんがうまく取り計らってくれた。マンパワーは充実している感じかな。最後になりましたが、僕の嫁が疲労の極地にあるのに、しっかり父と母を支えてくれました。高齢者を思い遣るということは、こういうことだと教えられた。そうした姿勢や考えに、尊敬するしありがたく思いました。

みっつめ。仕事が終わったあとのメシの話。僕の場合、贔屓の店が五つくらいあり、ローテーションで通っている。ただ特徴があって、一店舗につきひとつのメニューのみとしている。いわゆる「いつものあれ下さい」というやつね。もうね、仕事終わったあとだし、考えるのが面倒くさいんですよ。「この店はこれ」という風に決めておくと、心がぶれずにすむ。ヘンなの頼んで、ハズレを引くこともないしね。

例を挙げると、M盛では「やきめしと味噌汁」、Mつるでは「セット」、Dップ ジョティでは「ビジネスランチ」、Y野家では「並と卵」、とんかつ○ルミでは「ハーフ&ハーフ」。僕はこれで十分に満足するんです。仕事終わりって「とりあえず腹を満たしたい」という切なる欲望があるわけ。

そんな中、ちょっと心に余裕があるときなど。「新しい店、開拓してみるか」となる。うちの息子が食べ歩きが好きだったりする。かなり前のことですが、円町のカレー屋さんに行ってきたという。そしてめっちゃ美味かったと。どうもガイド本があるらしい。京都の隠れ家的な美味しい店を紹介する漫画本。

うーん、灯台もと暗しか。件のカレー屋さん「リバーブ」に行って実際に食べてみる。うまいじゃん。ただ難点は、カレーが来るまでに15分くらい待たなければならないこと。これ、仕事後の空腹にはつらいっす。それ以来、心の余裕があるときなど利用している。リバーブは円町の南東にある。例のガイド本には、円町の北東にある「シャム」というタイカレー屋さんも載っている。さる3月3日の勤務後に、一念発起してその「シャム」に行ってきた! IMG_1100ほんま一念発起ですよ。東に行けども行けどもない。腹がぐーぐー言う。雨も降っているし、なんで俺こんなことしてんの?みたいなメタ認知。

ようやく「シャム」の入り口を見つける。一見してややいかがわしい雰囲気もあるか? いや、いかがわしくはない。個性的なだけだ。ちゃんと「タイカレー」って書いてある。やや抵抗はあったが、ここはIMG_1099行くしかない。中はアットホームな雰囲気。ご夫婦でやっておられるのかな? グリーンカレー(ライス300g)で注文。しっかり常連さんは居着いておられる様子だった。カレーそのものは、美味しい・・けど、あとレッドカレーとかいろいろ食べてみないと、総合的な評価は出せないな。

太宰が「人間失格」の中でこう告白している。

自分には「訪問(visit)」の能力さえなかったのです。他人の家の門は、自分にとって、あの神曲の地獄の門以上に薄気味わるく、その門の奥には、おそろしい竜みたいな生臭い奇獣がうごめいている気配を、誇張でなしに、実感せられていたのです。



これ「家見知り」? 僕もこの傾向あります。もちろん人見知りでもあるんですが。初めての店の敷居をまたぐのに、どれだけの緊張と動揺があるか。でも、新しい世界を体感するときの喜びは、何ものにも代えがたい。息子を見習って、新境地に挑む(←大げさ)のも悪くないと思った次第です。

以上みっつ近況をしるしました。