「大人の塗り絵」を新装開店するぞ!

9月に初めて展示会への出品をした。そこで学んだことは「絵画が大きいことは、それだけでパンチ力になる」ということ。もうちょっと大きな絵を描けないだろうか? これまでは、iMacの前の30cmくらいIMG_0306のスペースでシコシコ描いていた。でもこんなやり方では、現状のF3(約27×22cm)くらいが関の山。やっぱり、もっと大きな絵を描きたい。この問題意識から、今回の試行錯誤が始まった。

あ、そうそう、これまでクーピーペンシルを当然のように使用していたんですが、それも懐疑的になっていた。例えばTwitterで「大人の塗り絵」をしている方が、カリスマカラーという色鉛筆を使っておられる。調べてみると「大人用」の色鉛筆は、たくさん世に出ている。ほんと、目眩がしそうなほどたくさん。これまでかなり「大人の塗り絵」を描いてきて、それなりにスキルも上がっている。もうそろそろクーピーを卒業してもいいんじゃないか? そうした問題意識。


9月下旬に草津駅前の画材屋「風の門」へ。展示会の額装でお世話になったところ。若い店員さんから丁寧に教えていただいた。あれこれ迷った挙げ句、F8(約45×38cm)の画用紙を購入。まあ、これくらいは思い切りたい。あと、上記のカリスマカラー(48色)を購入。店員さんから「クーピーは、やっぱり子供用ですよ」との指導が入った。だいたい、60色は多すぎると思う。50弱くらいが一番よさそう。10000円超えのちょっとした買い物だが、大切な道具だからそこは惜しまず。

あとは描くスペース作り。初めはL字型の机を新規購入することを考えていた。Amazonで6000~10000円くらいである。これを妻に打ち明けると、次第に暗雲がたちこめてきた。彼女はリアリストであり、現場監督である。いちいち言うことが的を突くので困る。今、わがマンションは大規模修繕工事中。L字の机を導入すると、工事の人が部屋に入って作業するとき、邪魔になるという。その観点はまったくなかった。それに来年度は自治会の役が回ってくる。あなた、大人の塗り絵なんて余裕あるの?みたいな。L字型の机なんて、荷物も大きいし、受け渡し大変だし、組み立てだって、あなたできるの?みたいな。もう一気にシュン、て感じよ。

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これだけ強力な「火消し役」も珍しい。俺はシュワシュワと力が抜けていった。アラフィフの夢想家が、羽根をへし折られた瞬間。諦めるのか? いやいや、ここまで来て諦められるか。ここからまさに考えに考えて、試行錯誤。どうしたら折衷案がだせるか。結局、48cm×95cmの机を横に置くことで解決となった。コストは4000円弱。小さく移動できるので、工事にも邪魔にならない。組み立ても、わりと簡単だった。

かくして次の「大人の塗り絵」の下絵を描いた。エドガー・ドガの「舞台の踊り子」。制作環境が大DM5xIQxVAAE_4eF.jpg-origきく変わるので、今回はシンプルな絵を選んだのですが、、 これが結構、大変そう。下絵を描いた時点で、ドガ先生のスキルの高さに圧倒されています。やっぱ巨匠だもんな~ 簡単じゃないや。あ、そうそう。今回からスキャンできない大きさになっているので、いつものようなスキャン画像はアップできません。どうしても作品を観たい人は、来年9月の「医家芸術展」にお越し下さい。よろしくお願い申し上げます。なんとかあと一点描いて、二点は出品したいと目論んでいます。「大人の塗り絵」の変節点にいる現状を、お伝えしました。