さる5月5日から7日まで、家族で小旅行してきました。以前のBlogでも書いたとおり、これは必要だったから行ったのです。決してぜいたくをするわけではなく。家族旅行は七年ぶりでした。この七年で、いろいろ状況は変わった。特にここ数年は閉塞感が強く、どこかでガス抜きが必要だった。3月下旬に家族旅行をふと思いつき、日本旅行のパンフレットをいくつか取ってきた。行き先はぶっちゃけ、どこでもよかったのだ。家族会議で横浜みなとみらいに決まる。ランドマークタワーの67階である。ちょっとしたもんだ。翌日、草津の日本旅行に出向くと、ラストワンで部屋が取れた。これも何かの縁だろうな。
5月5日当日、新幹線へ。新幹線乗るのも久しぶりだ。僕はルーチンを愛する人です。こうした「非日常」は、ふわふわするようで、あまり得意ではない。でも新横浜からみなとみらいに着いて、ホテルフロントまで来ると、いよいよ「旅行している感」がこみ上げてくる。横浜ロイヤルパークホテルは、想像以上に格調高いホテルだった。僕はよれよれの汗まみれのTシャツでフロントに行って、我ながら「庶民丸出し」だったなと思う。チェックインまで時間があったので、まずはランドマークタワーを視察。やはり地上70階は高いね~ なかなかの眺めだった。
そうして、いよいよチェックイン。日本旅行の赤い風船だからか、なぜかチェックインの行列には並ばず特別待遇。なんかスゲーな。そして部屋へ向かう。ドアを開けると、真っ暗である。カードキーをセットすると、カーテンが自動に上がる仕組みなのだ。さっき展望階でみている眺めだけど、やはり自室からの眺めとなると、ちょっと特別感がある。素晴らしい横浜の景色。天気も快晴である。東京スカイツリーは、もやがかかっていてさすがに見えない。このホテルは築25年である。ハードはそこそこ古かったりする。近代的で気の利いた設備は、それほど望めない。でも、それを補って余りある風景である。否が応でも、テンションは上がる。
僕はとりあえず昼寝。お蝶夫人♪と息子は、みなとみらいを散策へ。。 昼寝から覚めると、五時半くらいだったか。もそもそ起きて、シャワーを浴びて歯を磨いて・・ ちょっと外へでてみる。部屋の番号が6728だったのだが、忘れそうな不安に襲われたので、エレベーターが1階に降下する間にiPhoneにメモる。独りでまったく新しい場所に出て行くというのは、わくわくする体験です。ホテルを出ると、ようよう黄昏にむかうみなとみらいが僕を待っていた。まずは音楽を聴こう。そして歩き始めよう。
「みなとみらい = 未来の港」なんですね、やっぱり。天気のよい夕暮れに散策して、その命名の意味が分かるような気がした。何より、ワクワクする。この非日常感、ただものではない。この街が、何かしら「人工的な印象」を与えるからかもしれない。いい意味で人工的、別世界のような刺激。カップル、くっそ多い。やっぱこれはデートスポットだわ。写真をパチパチ。撮っているうちに夢中になる。それだけ被写体が優れているから。ランドマークタワーと観覧車を軸に何枚か撮った。高揚した気分で、ホテルに帰る。
夕食は、陳建一の麻婆豆腐を食べるらしい。これは息子の提案。ランドマークプラザ一階にある。店に着くと、いきなり満席。かなり流行っているみたい。しばらくして店に入り、席に着く。サイドメニューはいくつか頼んだけど、やっぱり興味があるのは麻婆豆腐だ。やや待って、運ばれてきたこの麻婆豆腐のうまいことよ。この味の複雑さはなんだろう? 単に辛いだけではなく、真逆の甘みさえ感じられる。「ほえ~」と感嘆しながら食いに食った。陳さん、これは降参だ。息子もほぼ同感らしく、おおいに満足していた。店をでると、ちょっとした行列が出来上がっていた。(つづく)
たまには旅行もよろしいがな!(^^
私は6月初頭に横浜で学会があり、仕事を休んで出席します。
陳建一氏の料理はホンマにうまいと思います。
今まで、彼が作った料理を二度食いましたが、特に麻婆豆腐は絶品と言っていいでしょう。
私はホテルに泊まると、ホテルのナンバーをいつも写メで撮っておきます。
私もナンバーを忘れる自信は十分にありますから!
続きが楽しみです。
> カバ先生
旅行記、読んでいただきありがとうございます。
ほんと、たまには旅行もいいよね。
陳建一の麻婆豆腐には驚きました。あれはうまい。
部屋ナンバーは、確かに写メでよかったですね。笑
四桁は自信なかったf(^^;)
その弐は、今晩のうちにアップ予定です。
どうぞよろしくですm(_ _)m