近況・・やっぱり疲れたけど、最終的にはよかった五月

約一ヶ月のご無沙汰でした。二重の意味で、パソコンで文章を書けませんでした。けっこう堪えたし、しんどかったけど、最終的にはいい結果になった。

#1 母の重度頚椎症の手術

#2 iMacの新規インストール


上記ふたつが重なったのです。以下、簡単にお話したいと思います。

前のiMacが四年半経過し、そろそろ買い換えかなということで、5月1日に新しいiMacが到着。データも普通に移せて、万事OK・・と思いきや、CPUの熱が気になる。買ったばかりで、こんなに上がるの? というわけです。スルーすればよかったんだけど、どうも気にくわなかった。今のシステムはずっと「継ぎ足し(←串カツ的に言えば)」なので、そろそろ新規インストールしてもいいかな?と思ったのです。

しかし、#1の件があります。近年、母の状態が思わしくなかった。40歳代に頸椎の手術をしており、今回は再発ということになる。杖歩行でちょこちょことしか歩けない。両上肢のしびれもきつい。ADLの低下が起こりつつあった。そんな中、3月6日に両親とともに京都脊椎脊髄外科病院(院長 木原俊壱先生)を訪れた。詳細は省略しますが、母が重度の頚部脊柱管狭窄症で、転倒したら即、頚髄損傷みたいな状態と言われました。頚椎MRIをみても、それは確かにひどい狭窄でした。院長の木原先生の術式がおもしろい。後方からのアプローチで、やや姑息的なんだけど、非常に低侵襲で大きな効果を見込める。例のX JAPANのYOSHIKIさんなんかは、根治療法なので、人工椎間板を挿入しているけど、あれはやはり相当に体力がいる。木原先生の術式は、術後の回復が極めて早く、翌日から歩ける。高齢で体力のない患者さんには、まさに「朗報」なんですね。


ただ問題がある。待ち患者さんが、めっちゃ多い。普通に待ったら数年待ちだとか。特別室利用で、なんとか三ヶ月待ちと。しかし母の状態を考えたら、それでもお願いせざるを得ない。そういう前振りがあり、やや早めの5月6日に入院、9日に手術という運びとなった。手術は成功。木原先生の実力は、さすが本物。著名人(尾木ママ、小椋佳、料理研究家の程一彦先生)も広告塔になっているだけのことはある。母は再発なので、癒着が相当にひどかったはずだが、難なく手術を終えられた。その後の経過は極めて良好。

上記のような事情があり、5月はBlogを書いているどころじゃなかった。母の見舞いで疲れるし、運動もおろそかになる。そしたら更に疲労はたまり、例の「セルフ・ネグレクト」が顔を出す。生活のコントロールが破綻しかけた、そのとき。プチうつでこんこんと寝て、起きて書斎で瞑想する。「こんなんじゃ、ダメだ。またいちから立て直さんと」瞑想すると、心が整理される。そうして次第に行動のベクトルが定まってくる。そのときは金曜の深夜で、とりあえず土曜日の外来が終わって、いったん昼寝して、外へ40分ほどウォーキングすることにした。とりあえず、そこから始めようと。

思えば、あの夜がいちばんの闇でした。結局、土曜日にウォーキング、日曜と月曜にジム・ウォーキングを敢行。すっと視界が広がりました。そうして母は、27日に退院が決定。iMacの新規インストール後のシステムの構築もなんとかうまく行った。システムをいちからビルドアップしていく場合、小さなセッティングがたくさん必要になる。その都度、イライラっとしつつ設定する。でもこれはクリーンインストールの十字架であります。今だって、小文字の「ぉ」が「lo」で出せなくてイライラ。ここでまた時間を使って設定です。こうした手間ひまで「オレ専用のシステム」ができる。よきかな。

以上、迷走しつつ、破綻しかけて、瞑想で立ち直った五月でした。もちろん、お蝶夫人♪の手厚い支援にも感謝。あなたのおかげで、なんとか五月を乗り切れました。六月は平穏でありますように。