背部の肉腫について、続報など

さる4月4日にK医大病院にて胸部CTを撮った。

そこには転移の影は認められなかった。


このことはBlogに書くつもりではありませんでした。もし「クロ」ならば、やっぱ書くべきかな? そんな風に考えていた。「シロ」であることをいちいち報告するのも、なんかしつこい気がして。でも今宵、夫婦で食事をしている中で「シロであることを、わざわざBlogに書くべきか?」と妻に問うたところ、ずばり「書くべき。当たり前」と返答された。「あなたはあなたの目の届かない遠いところから、いろんな人に心配されている。よい報告があるのなら、ちゃんと書くべきよ」と。


ううむ、そんなものか。妻に諭された私は、今こうしてBlogを書いています。俺の中の風来坊が「そんなん面倒くさいやんけ」とぬかすが、やはり妻の言うことが正論であります。実は昨年の12月6日にも胸部CTを撮っています(もちろんシロ)。これは最初の手術から約半年というタイミング。私の背中の軟部肉腫は肺転移しやすいのです。そうそう、正式な病名をBlogで記していなかったですね。(京都医報でも記していないが(汗)

線維肉腫(fibrosarcoma)


滋賀のS病院の病理診断では「悪性神経鞘腫の疑い」ということでした。しかし、この診断には「待った」がかかります。K医大の病理は、軟部肉腫の診断にかけては西日本イチだそうです。特にK先生の実力が大きいみたい。K先生は同じ標本をつぶさに調べて、上記のように診断されました。つまり、いちど診断が覆っているわけです。あ、ご心配なく。五生率などは、それほど変わりません。というか稀少ガンなので、正確な統計はとれないようです。

ひとつ重要なのは私の肉腫は未分化で核分裂像も多く「高悪性度」であること。これはS病院とK医大の病理診断に共通して記載されています。未分化ゆえに診断が難しく、病理の先生を悩ませる。K先生は「未分化紡錘形細胞肉腫」という雲をつかむような診断も鑑別に挙げておられる。でもここで大事なのは名前を付けることではなく「未分化で高悪性度の肉腫」という認識です。敵は非常に手強いのです。

今後、年に三回のペースで転移再発のチェックを受けていくことになります。次回は8月7日に胸部CTの予定。PETよりは、胸部CTでいいだろうとのことでした。このフォローアップがいつまで続くのか? ひとつ興味深い事実をいいますと、、 ネットで読めるある論文では、線維肉腫の術後10年以上経過例で、肺転移がみつかった症例がいくつかあるようです。あ、暗くならないでね(笑)。それが現実です。そうした厳しい現実を、見て見ぬふりをしながら、これから生きていきます。きほん楽観的に、とりあえず目の前の生活を自然にやってくしかない。それ以上は深く考えません。ケセラセラ~と言いつつ、やっぱり真剣に自分の人生と向き合いたい。また次回の検査が終わったら、こうした文章を書いてみたいと思います。