2014年の初めに想うこと

2014年正月ということで、年の初めの「いろんな想い」を書き留めておきたい。思えば、一年前は新型iMacの件で、体調が悪かった。というか、2013年いちねん通して、冷や汗ものだった。「激動の一年」とかいうと、なんかえらい格好いいけど、ホントきつかった。まあ、きついなりに、よくやったとは思う。でも・・やっぱり物事って「八分の力」でやるほうがいいと思うんですよ。精一杯、歯を食いしばってやったことって、どこか力みが入るもんです。それに楽しめない。やはりプロセスを十分に楽しみながら、仕事でも遊びでもやりたいものです。

2013年に、曲がりなりにも減薬を完了できた。これまで生きてきた46年間を振り返ると、ずっと「守り」だったと思うんですよ。20代に一度、そうしたポリシー転換の時期がやってきたんですが、そこに双極性障害というナンブツが邪魔をしたというわけ。以来、約20年、ずっと「守り」でした。私は辛抱強い方ですけど、こうなると辛抱というより「麻痺」あるいは「鈍麻」に近い。私は多くを望まない人間です。でも個人的に「こうあるべきでは?」という場面では、ちゃんと自分の意見を言える人でありたい。ずっと「one of them」な人生でした。慎み深い、控えめなことは、まさに「徳」だと思う。でも、自分を殺しすぎるのは「不徳」である。私が言いたいのは、そのへんのことです。


今年は、そういう意味で「これまでと違うフェイズに入っていく」入り口と考えています。180度変わるんじゃなくて、ちょっとだけ変わる。ベースはまだ守りだが、若干、攻める。堅実に、前に進む。そうしたイメージかな。

攻めるイメージというのは、少し具体的に表現すると「外に出る、街に出る」ということかな。これまで、仕事がある日は、仕事でヘトヘトで自宅へ直帰。普通の人みたいに仕事帰りに娯楽とか、そんな余裕はまったくなかった。自宅⇄勤務地の繰り返し。Offの日にスポーツ・ジムで汗流すのは、もちろん気持ちいい。でも、これもある意味、体力や気力を回復させるデューティーだったわけです。その後、数時間昼寝するので、休日はそれで大体オシマイ。もちろん、Blogとか将棋とかiMacと戯れるとか・・そういうのはありますが、結局すべてインドアですわ。外に出る体力も余裕もなかった。ずっとなかった。

だから今年は「外に出る、街に出る」というのを、ひとつの目標にしてみたい。具体的には、映画とか、絵画展とか、コンサートとか。そして、一番やりたいのは、総合内科の勉強。これ実は、2012年からの構想なんだけど、iPadを中心とした勉強をしたい。恥ずかしいので具体的には言いませんが、自分なりのやり方で、自己研鑽していきたい。NHKの番組「ドクターG」に登場される研修医の先生方なんか見てくださいよ。あれ見るたびに、どれだけ自分が勉強不足かと、情けなく思っていました。総合内科に携わる人間として、もっと誇りを持てるように頑張らねば。で、そのiPadを持ち込む「場」として、喫茶店を考えている。自宅のiMacでも出来るんだけど、「街に出る」というコンセプトを大切にしたいのね。

あと、もちろんですが、体力の増進、そして減量。これも「攻め」になるかと思います。できるだけフィジカルに生活したい。そして仕事によるストレスに負けない身体をつくりたい。40代後半という年代。いろんな不確定要素、不安材料あります。いろいろバランスを取りつつ、見えないくらいにじわじわと、攻めに入りたい。「八分の力」と矛盾しますが、そうした矛盾と格闘することが、成長につながるんじゃないでしょうか。

何度も言いますが、本年はある意味「スタート地点」です。違うフェイズに足を踏み入れられることに感謝しつつ、大過なく生活できるように、心がけたいです。あれこれ言いましたが、やっぱ「八分の力」ですかね。本年もどうか、よろしくお願い申し上げます。