謹賀新年(自虐的)

まるろぐファン(←いるのか?)のみなさま、あけましておめでとうございます。現在、元旦の1時半頃。ちょっと切ない気分なので、その気持ちを文章にしてみます。こうした切なさ、みじめさ、自分への悔しさなんてものは、文章にして吐き出すに限る。

実は、大晦日の夕方から「うつ」でダウン。Twitterしてるうちに「あ、意欲が落ちていく・・」と、なんとなく分かった。大晦日の昼過ぎまでは、自室の大掃除に精を出していた。それはちゃんとできたんだけど、それで燃え尽きた感じかな。自分的にはその後、「2011年回顧」のBlogを書くか、あるいは自炊して、溜まっている裁断済みの書類を読み込もうと思っていた。でも・・何もする気になれず、そのまま寝床へ。

夕食の時間に起こされて、お蝶夫人♪が腕によりをかけて作った夕食をいただく。うつの時は、顔に表情が出なくなる。まさに「機械的に」口の中に食べ物が放り込まれる。うつの時って、食思不振になることが多いと言われるが、私はたいてい、食欲だけは保たれる。でも「無表情に、機械的に」食べることとなる。食卓でほとんど口を開かない。笑わない。


お蝶夫人♪とダイゴは、気を遣っている。すまないと思いつつ、体がこうしか動かない。私は機械的に、そのごちそうを平らげると、食器を片付けて寝室へ。いつもなら、ダイゴはすぐに自室へ入ってしまうのだが、昨日はお蝶夫人♪のなぐさめ役をしていたようだ。彼女は、大晦日の夜に行われる、ボクシングのタイトルマッチを楽しみにしていた。私も結構好きなので、いつもは一緒に観るんだけど、昨日はダメ。「井岡が1ラウンドで・・」とか、二人で盛り上がっていたようだ。すまん、こんな夫(父)で。せっかくの大晦日の夜が、ぎこちなくなってしまったな。

・・起きると、すでに22時半。やや意欲が出てきたので、風呂に入ることにする。私の場合、風呂に入れると、翌日はなんとかなる、という法則がある。リビングはひっそりとしている。ダイゴは自室でくつろぎ、お蝶夫人♪もPCの前。Twitterで紅白関連のつぶやきが多かったけど、うちはまるで異次元にいる家族のようだ。あ、もちろん「ガキの使いやあらへんで」は、録画していました。これはCMが多かったりするんで、録画してCMスキップするに限る。

さて、風呂に入った後、机上の整理。ごそごそやってるうちに、お蝶夫人♪は就寝。彼女は「大丈夫、分かってるから気にしないで」という表情。ありがとう、すまん。そうして、ぼんやりiMacに向かい、Twitterなどみていた。カウントダウンなんて気にもならず・・ いちおう、新年の挨拶だけしておいた。あぁ、俺ってなんでこうなんかな。今年もこうやって、家族の団らんを台無しにするんだろうな。ため息。自分に与えられた「業」を想う。切ない、情けない、悔しい。でも、それを一生背負って生きていくしかない。業とはそういうものだから。

この業で、家族にも、仕事先にも、今年も迷惑をかけるだろう。でも、自分はこうしかできないのだ。今年もこのみじめさ、悔しさを抱えつつ、前に進んでいきたい。そして、こんな不完全な自分を許してくれる家族、勤務先の方々に感謝したい。具体的な抱負とかは、今は書く余裕がありません。またの機会に。こんなまるちょうですが、今年もよろしくお願い申し上げます。