運動について(1)

運動に関して思うことを書いてみたい。ちょっと長くなったので、二回に分けて書きます。今回はまるちょうの運動に関するこれまでの経緯と現状について。私が日常しているのは、自宅ヨーガとジムでの運動。もちろん、セロトニン分泌を常にイメージしています。でも、こうした運動に関する理念が確立するまでは、結構紆余曲折があった。順序よく記してみたいと思います。

まるちょうとジムとの出会いは、2005年に遡る。その頃の私は、運動がそろそろ必要だということは感じていたが、スポーツ・ジムまでは考えていなかった。ここで登場するのが、またもやお蝶夫人♪。彼女が草津市内のジムにまず入会して、私を誘ってくれたのだ。私の第一印象は「高い金まで払って運動するの?」だった。まずゲストで参加してみると、やはり運動後の爽快感が格別なのだ。妻の「これは必要な投資よ!」との意見に賛成することになる。実際、当時の仕事の状況としてはデスクワーク・オンリーで、肩や首の凝りが著明。頭痛も結構あった。ただ、前述のように「金を払ってまで運動する」という感覚が、なかなか受け入れられなかった。若干二の足を踏んだけど、結局入会する運びとなる。実はヨーガを始めたのもその頃から。もともと体の柔らかさは、それなりに自信があった。自宅でのリラクゼーションの方法として、直観的にいいだろうと思ったわけ。そして、ここでもお蝶夫人♪の登場である。彼女の書棚に、しかとヨーガの初心者向けのDVDがあったわけ。そうして、彼女と夜に簡単なヨーガから始めることとなる。


こうして書くと、お蝶夫人♪という存在は、いかに私にとって「上に引き上げてくれる存在」であるかを再確認する次第。いわゆる「あげまん」というやつである。ある時は自分の身を削って、またある時は私のケツを適度に叩いて、私を成長させてくれる。本当に得難い嫁だと思う。この場を借りて、心からありがとう。m(_ _)m

さて、そうして週に一度夫婦でジムに行き、汗をかく。運動後、行きつけのイタめし屋でランチというパターンが定着。しかし、2006年に大きな転機が訪れる。それまでは草津市内へわざわざ車で20分ほどかけてジムへ通っていたのだが、なんと、栗東の自宅から徒歩1分のところに「Gold’s Gym」というスポーツ・ジムが新規開店するというのだ。プールはないんだけど、何と言ってもこの近さは尋常でない。つっかけで行けるし。即行で入会! その後、ジム通いが週に二回ないし、三回へと増加。ヨーガも夜だけでなく朝もするようになる。確か2003年頃から、毎週土曜日にマッサージに行っていたのだが、2007年から行かなくてよくなった。デスクワークによる頚肩腕症候群が、運動によるリラクゼーションでコントロールできるようになったのだ。そうして、現在に至る。

現在のジムでのメニューは、スクワットやベンチプレス、腹筋、背筋など体幹筋の筋トレを3、4種類+トレッドミルでのウォーキング。トレッドの設定は、6.0~6.2kphの速度で、可能なら2%の傾斜をつける。それで40分歩く。これを週に二回。理想としては、その間にもう一回、ウォーキング(軽いジョギング含む)単味で50分から60分したい。でも、これは現在実現できていない。昨年自治会長職をして、それどころではなかったし。仕事が忙しくなったり、躁鬱が悪くなったり、いろいろある。体調が悪くなるたびに、メニューを軽めにしたり、休んでみたり。なかなか週三回は難しい。また、筋トレをしすぎると疲労がたまりすぎて、躁鬱によくない。セロトニン活性がかえって低下してしまうのだ。以前は筋トレを10種類とかしていた時期もあったんだけど、これはトレーナーさんに説明して、少なくしてもらった。つまり、現状はあくまでもウォーキング中心です。

うつ病に対する運動療法の効果は、おそらく実証済みのことと思う。まぁ、自分がやって実際に効果あるんだもん。本当に躁鬱のサイクルに入ってしまった時は、低速(5.5kph)で40分のみ歩く。もちろん、筋トレはなし。これだけで、翌日からの仕事が結構違う。まず意欲が湧くし、集中力もかなり改善する。睡眠のリズムをつける意味もある。前回Blogの有田先生によると、有酸素運動をしてセロトニンを分泌させるには「ながら」ではダメなんだそうだ。おしゃべりやTVを見ながらではダメ。ひたすら歩くことに集中する。でも音楽はリズム系でノリのよいものならOKとのこと。私はウォーキングの時はHipHop中心です。お気に入りはBENNIE KとSEAMO、Rockでは断然B’z。R&Bでは平井堅が一番ピッタリくる。BENNIE Kの「サンライズ」とかB’zの「Out Of Control」なんか来ると、全身に力がみなぎってくる。あ、ちなみに旧型のiPod Shuffle使ってます。これはお蝶夫人♪も同じく。

とりあえず今回はここまで。 次回は、ある本について一般論を絡めて書いてみたいと思います。