近況をみっつほど。
ひとつめ。10日は言うまでもなくiPadの予約受付開始日。京都はJR駅前のビックカメラにて。実を言うと、まるちょうはiPadは欲しいけど「そんなガツガツしてどうすんねん」という斜に構えた感じで状況を見守っていた。だいたい、買ったところで使うとしても週末の出勤時くらいだろうし、そんなにバリバリ使うとも思えない。でも・・内心はやっぱり欲しい。そんな揺れるオッサン心の中、当日朝を迎える。猛然としたモチベーションが欠如しているので、うだうだ・・ 結局「行こう」と決意したのが、10時半頃か。確か10時が受付開始だったように思う。「まあ、ぼちぼち行こかぁ」なんて、今考えるとどこまでも「ちゅーとはんぱ~」な姿勢。実際にビックカメラに着いたのは11時半頃だっただろうか。言うまでもなく、すでに当日分の予約は終了。「え~、そうなぁん~」と眉毛をハの字にして、iPad予約受付コーナーを眺めるのみ。呆然としつつ昼飯だけ買って、Uターン帰宅した。
その日の夜のニュースを見て愕然とした。Apple銀座店などでは、前日の夜11時から並んでいた人もいる。要するに、iPadへの入れ込みの差なのである。私みたいな「ちうとはんぱ~」な野郎は、iPadみたいな最先端の人気商品を手にする資格はないのだ。ほんま「地の果てまで追いつめてやるぜ~!」みたいなど根性というか、突進力が必要なのだ。私なんて、全然足らない。全然だめ。やっぱ時代遅れが似合ってるのかなぁ。
その後数日間、予約受付はあったようだが、もうすでに予約する気も失せていた。こうなったら、夏頃ゆっくりと買おうかな。結局「まあ、いっか」で終わったという話でした。私の悪いところでもあり、良いところでもある。困ったもんである(笑)。
ふたつめ。13日に、ようやく映画「半落ち」を観た。正月に佐々部監督とBlogのコメントでやりとりがあって、とりあえず「半落ち」を観てBlogで感想を記すという約束をしていた。でも、あれから早くも4ヶ月以上が経過。自治会長職があったので仕方ないけど、遅くなったもんだ。すみません、佐々部監督。m(_ _)m GWに観る予定だったけど、体調を崩してしまい観れなかった。そんなある日「夕凪の街 桜の国」についてのBlogを眺めていて、佐々部監督のコメントをもう一度読んだ。すると「やはり何を置いてもDVD観ないといけない」という心持ちになり、ようやく13日に観ることができた。今、自分の中で感じたことなどを整理している途中です。おそらく、次回のBlogで語ることになると思います。乞うご期待!
みっつめ。16日に、学生時代の軟庭部の先輩であるO先生と、久しぶりに将棋を指した。O先生は、学生時代も研修医時代も、あるいは体調不良で大変な時も、いろいろとお世話になった方。ここ10年くらいは湘南方面に在住で、救急医療に情熱を傾けておられた。最近は年賀状のやりとりくらいだけになり、やや疎遠になっていたのだが・・ 今月の上旬に突然メールが届き、なんと同じ滋賀県で暮らしているとのこと。O先生のプライバシーなので、これ以上は記せないけど、びっくりしたのは言うまでもない。
で、結局、16日に先生のご自宅へうかがうことに。実を言うと、結構おっかなびっくり状態だった。正確には8年ぶりになるし、結構人格的にも変わっていたりして・・なんてね。JR駅前で待ち合わせしていたんだけど、向こうの方から自転車で「おーい!」と、何のてらいもなく手を振っているO先生を目の当たりにして、上記の心配は全くの杞憂だと悟った。
16日は好天に恵まれ、JR駅前はほんわか初夏の香り。そんな景色の中で自転車に乗ってやってくるO先生は、全く昔のままだった。一気に緊張がほぐれた。駅からご自宅まで一緒に歩く。途中で天下一品のラーメンをごちそうになる。ご自宅で二人きりで将棋としゃれ込む。ご家族はみなさん外出されていた。
私はてっきり一局だけと思っていたのだが、結局三局することとなった。結果は二勝一敗。勝った将棋は、我ながらうまく指せた。まるちょうご満悦。リアルな人と対戦するのは、ざっと10年ぶりくらい。対戦相手の表情とか、間合いとか、空気とか、そういった感覚を味わえる喜びって、本当に素晴らしい。やはりネット将棋は、そういったコミュニケーションが乏しい。O先生との三局、大いに堪能させていただきました。本当に嬉しかった。
その後、JRの駅まで送っていただき、お別れした。まるちょうにとって、ぶっ続けで三局というのは、かなりきついんだけど、それを吹き飛ばす高揚感があった。O先生、またお手合わせ願います。こちらでのお仕事、ストレスも多いかと思いますが、頑張って下さい。陰ながら、応援しております。ありがとうございました。m(_ _)m
以上、近況をみっつ記しました。