近況

やはり近況で書くことが溜まっているので、記しておきます。少し多めで、むっつほど。

ひとつめ。11月1日に自治会関連の三大事業の締めくくり「ファミリーフェスティバル」があった。自治会単位で小学校にお店を開いて、子供同士や親子が楽しめるようにする「学区単位のお祭り」である。当日は小学校のグラウンドに食べ物や遊戯のお店が並ぶ。いわゆるたこ焼きとか綿菓子とか、射的とか輪投げとか当て物とか・・ うちの自治会はずばり、スーパーボールすくい。文化委員の方がとても熱心で、京都山科の問屋さんまで仕入れに行っていただいた。ひとくちにスーパーボールすくいと言っても、なかなか奥が深いのです。当日はグラウンドにテントを設営して、商売のセッティング。お蝶夫人♪が可愛い看板を作ってくれて、スーパーボールの種類も豊富で、子供たちは午前10時の開店当初から夢中。なかなかに繁盛していたと思う。休む暇がほとんどなかったくらい。ただ惜しいことに、13時頃から雨模様。次第に本降りとなり、客足は絶えた(泣)。15時終了の予定だったが、昼過ぎからは商売にならず。最後は雨中のテント解体とか運搬、後片付け。結構大変だった。最終的には赤字となってしまったが、午前中の勢いで最後まで行ってたら、収支は悪くてもトントンだっただろう。まぁ、子供たちは結構喜んでいたんじゃないかな? 中には商売を率先して手伝ってくれる子供もいて、かなりいい雰囲気だった。ホントにあの雨さえなければなぁ。文化委員の方が頑張っていただけに、残念だった。ともあれ、自治会役員のみなさま、お疲れさまでした。


ふたつめ。これはもうかなり前のことで恐縮なのですが「iPod Touch」を購入した。当初はiPodでネットやメールが出来るのか?と誤解していて、実際には出来ないと分かると、ちょっとガッカリ。しかし・・ゲームが面白いのです! まず無料ゲームで「オセロ」にはまる。勤務帰りの電車内でやっていると、まさに「時間の流れを忘れる」という状態。難度としては「Medium」なのだが、相当に相手も強い。勝ったり負けたりくらい。その後、面白いゲームはないか?と探してみたら、ありました。ズバリ「柿木将棋」。これ、いいっす!ヽ( ̄▽ ̄)ノ 450円でこれだけ遊べるのって、かなりお得感が強い。レベル7(最強)でしばらくやっていたが、負けが込んできたので、レベル5くらいに難度を下げてやってみるつもり。とにかく、中終盤がむちゃくちゃ正確なので、序盤に少しくらい優勢になっても、全然勝てない。目が疲れるけど、はっきり言って中毒症状出始めてます(爆)。そういうわけで、最近早めに勤務が終わった時は、電車で将棋。まさに忘我とはこのことやね。それにしても・・電脳恐るべし。

みっつめ。これも遠い昔のことになるが、九月にメガネを新調した。手持ちのメガネがいくつか古くなってきたので。購入は「眼鏡市場」にて。割引券を持っていたので、少し安く買えた。茜色のメタルとくすんだオレンジ色のセル。相当に吟味して買っただけに、どちらもお気に入りです。古い眼鏡はお風呂用にした。

よっつめ。10月頃、ケータイの待ち受け画面の設定をいじっていると、本体内にある写真が活用できることに気づいた。一番に思いついたのは、ボツになった百面相の写真。これ、実は200近くあるんです(恥)。これ使うと、なかなかにユニークな待ち受け画面が出現した。知らない人が見たら、怪訝な顔をするか吹き出すか、どちらかだろう。ボツになった写真が日の目を見るのは、私としては悪くない気持ち。しかしなんだな、俺ってやっぱヘンか?

いつつめ。最近、ようやくといった感じで、村上春樹の長編を読み始めた。いろいろ読みたい本はあるけど、村上さんの長編は、年に一冊はどうしても読みたい。でも、年に二冊以上読むのはもったいない。「国境の南、太陽の西」は再読になる。なんか読んでると、明確に表現できないけど、他の作家とは違う「宿命的な親密性」を感じざるを得ない。感覚的には「身体に染み込んでいく」感覚ね。数日で半分くらい読んでしまったけど、あまりにもったいないので、今は別の本をつなぎに読んでいる。村上さんの本をさらりと読むのは、私の中では許せない。読んでは熟成し、十分に熟成して自分の手あかがついたら、次へ進む。そんな読み方をしたいと思う。

むっつめ。八月にお蝶夫人♪の誕生日があったのだが、あまりろくなプレゼントをしていなかった。CDを焼いてあげただけ。自治会の忙しい時期を過ぎたら、なにかちゃんとしたプレゼントを考えようと思っていた。何が一番彼女の「ツボ」に入るか、こんこんと考えてみた。これには「普段の言動」を仔細にチェックするのが肝要。そうしてふたつ候補が挙がる。ひとつは「ふくらはぎのマッサージ機」。もうひとつは「お気に入りのスウォッチの修理」。プレゼントって、本人の知らない間に準備するのが粋なんだけど、どうしても自信がなかったので、訊いてみた。すると彼女はスウォッチ修理を選択。このスウォッチ、私たち夫婦にとって、ある意味「かけがえのない品物」なのだ。結婚直前に、私がニューヨークに旅行に行った時、マンハッタンの時計屋さんで買った品。これが彼女の琴線に触れるデザインだったようで、大喜びしてくれた。あれ渡した時は、なんか幸せだったなぁ(遠い目)。あれから6年の歳月が過ぎ、電池はとっくの昔に切れて、ベルトもボロボロ。伊勢丹に時計修理依頼はできるけど・・ ネットで調べると、スウォッチは自分で手入れができるとのこと。よっしゃ!というわけで、電池とベルトと時計表面の傷を修復するコンパウンドなど、ネットで取り寄せて、しかと修理した。いろいろ試行錯誤もあり、なかなか楽しい時間でした。彼女が大いに喜んでくれたのは、言うまでもない。彼女としては、もう諦めていたそうだ。お金としては全然かかっていないけど、夫婦の想い出の品だけに、なかなかよいプレゼントが出来たと自負しています。

以上、むっつまとめて近況を記しました。