ノラを大阪女にしたら?

まるろぐフリーク(いるのか?笑)のみなさま、お待たせしました。Blog再開です。体調もほぼ元に戻り、自治会関連の仕事も峠を越し、Blogを安定的に書ける環境が整いそうです。ネタはいろいろあるんだけど、再開一発目を何にするか考えていた。休業中の近況は書けるけど、最近近況ばかりだし、もうちょっと面白いのが書けないか?と考える。そうして「洋楽の歌詞翻訳」を思いついた。モチーフはノラ・ジョーンズの「What Am I To You?」。もちろん普通に訳すのはつまらないので、ノラに大阪女になってもらうことにした。このうたをこてこての関西弁で訳すことを、前から密かに企んでいたのだ。ノラと大阪って、わりと合うんじゃないかな? いやいや、ミスマッチ? とりあえず、以下に訳したものを記しますのでご覧下さい。まるちょう的にはいけてると思うんですが。原語の歌詞全文はこちらを参照のこと。

What Am I To You?(Norah Jones作)


あんたにとってあたしはなんなん?

教えてよダーリン

あたしにとってあんたは海

海のように広大で深く

あたしを包み込んでくれる

あんたが落ち込んでるとき

ああ、あたし以外の誰のところにいくのん?

気づいてよ! あんたが傷ついたら

あたし泣くんよ

あんたになんもかもあげちゃう

だってあんたのことめっちゃ好きやもん

もしあたしがしょんぼりしてたら

あんた電話してくれるん?

あたしはもうハートを開いてしもたんや

もう絶対離れたないねん

あんたにボール投げてるねんで

あんたの瞳をのぞき込んだら

あたし胸騒ぎするねん

あんたがブルーなとき あんたを愛さずにはいられん

ほんまのこと言うて、ダーリン

あんたにとってあたしはなによ?

あんたの瞳をのぞき込んだら

あたしなんか不安になるねん

あんたのこと愛してるってわかるよね?

木に私の名前を刻める?

あたしのハートを嘘で満たさんといて

あんたがブルーなとき あんたを愛さずにはいられん

ホントのこと言うてみ、ダーリン

あんたにとってあたしはなんやの?

恋愛の中で「あなたにとって私は何?」というテーマは、常にあり得る心理状況である。根底には「男性のうつろいやすい浮気心」がある。それを言い表している単語が「butterfly」。

When I look in your eyes

I can feel the butterflies

直訳すると「あなたの瞳をのぞき込むと『蝶々』を感じる」ということになる。辞書で調べると「butterfly」には「移り気な人、浮気っぽい人」という意味がある。蝶の飛び方を想起すると、この隠れた意味は納得できるだろう。例えば以前取り上げた以下の一節も同様の使い方。

Always On Your Side(Sheryl Crow作)


Butterflies are free to fly, and so they fly away

And I’m left to carry on and wonder why

蝶々は勝手気ままにに飛び、そうして飛び去っていく

そして私は取り残され、一人途方に暮れて生きていく

いやいや、英語って面白いですね。え?まるちょうは「まる蝶」だけに浮気するのかって? そりゃあなた、愚問というものです(笑)。しかし、翻訳というのは面白い作業です。また何かいいネタがあれば、自分なりの訳し方で、表現してみたい。ノラのキュートさが、関西弁でどのように味付けできたか、ちょっと興味深いところです。とりあえず再開第一回目はこれで終了。まるろぐをご覧のみなさま、またよろしくお願いします。m(_ _)m