Golden Slumbers+Eight Days A Week

Beatlesを語るコーナー! 細々と続いているこのコーナーですが、まるちょうなりの切り口で、またお気に入りの曲を語ってみたい。今回はずばり想い出の曲「Golden Slumbers」ともう一曲「Eight Days A Week」を取り上げる。

まずは「Golden Slumbers」



これを「想い出の曲」としたのは、深い理由がある。「I am Sam」(02年公開) という映画の中で、BeatlesのカヴァーがBGMとして全面的に使われていた。「Golden Slumbers」は、その中のひとつ。その時の映像は、はっきりと覚えてないのだが、確か目に痛いほどの美しい風景だったような気がする。その時の音楽と映像の心地よさに、まるちょうはあえなく撃沈した。お蝶夫人♪とのデートで映画館なのに、涙が止まらない。とても困って、でも気持ちよかった。あの時、頬をつたわる涙の感触を、今でも覚えている。そんな想い出。


カヴァーはこちら



トーマス・デッカーが17世紀に作曲した子守唄をもとに作られたポールの作品。 原曲もよいが、カヴァーは原曲を超えていると思う。素晴らしい。Ben Foldsというアーティストだけど、熱いハートを感じて心が震えてしまう。

Once there was a way

To get back homeward

Once there was a way

To get back home

Sleep, pretty darling, do not cry

And I will sing a lullaby



かつてそこには故郷へと続くみちがあった

かつてそこには家へと続くみちがあった

おやすみ、かわいい子 泣かないで

子守唄をうたってあげよう
ここでもうすでに涙腺緩んでるし(爆)。「Golden Slumbers」とは「黄金の眠り」のこと。満ち足りた健やかな眠り。よいうただなぁ~。Beatlesの楽曲の中でTOP3に入るかもしれない。02年当時、映画を見た後、泣き腫らしてしょぼしょぼの眼で、近くの喫茶店に入った。お蝶夫人♪は、終始優しく私を見守ってくれた。恥ずかしかったけど、なんだか気持ちよいデートだったのを覚えている。

次に「Eight Days A Week」



はっきり言って、付け足しです(爆)。初期の楽曲なので、歌詞の内容がとても若い。「僕を抱いて」だの「愛して、はなさないで」だの、青い。でもメロディーはいいね。単に音楽として聴いている分には申し分ない。イントロのフェイドインが渋いね。でも、それだけ。やはりまるちょうが本当に愛するのは、中期から後期の作品なんだなぁ。制作サイドのコントロールが強い初期は、どうしても「アイドルに仕立て上げる」意図がみえみえ。Blogで語る場合、どうしても中後期中心にならざるを得ません。こんなこと言うと、作曲者(おそらくジョン)に悪いけど。

以上、またまた独断と偏見でBeatlesを語りました。