一枚の写真から(1)

またまた体調がイマイチで、更新できませんでした。ほんま、無理ができない体で歯がゆいです。ま、ぼちぼち行きましょか(苦笑)。

久々のA^_^;)・・一枚の写真から話を膨らませるコーナー! このコーナー、絶滅寸前です。でも、コンセプト自体は悪くないと思っているので、修正しながら、なんとか継続したい。気の利いた写真を撮るのってとても憧れるんだけど、やっぱりそのためにはそれなりの労力や時間がいるし、現状ではなかなか難しい。IXY DIGITALではなく携帯のカメラで、気づいたときに、その都度まめに撮影するという姿勢が必要なんだろうな。今後、本当に絶滅するかもしれないですが、在庫の写真で今回はちょっと語ってみたいと思います。やはり、本当に一枚の写真でひとつのBlogを書くのはきついので、三枚程度アップして、語ってみます。


ひとつめは京都タワー。少年時代は舞鶴に住んでいて、たまに家族で京都に出てくると、この独特の形をした立派なタワーを見て、「都会ってすごいな~」と感慨深かったものだ。あれから約30年経過して・・ とある用事で、京都駅前で1時間ほど時間をつぶす必要があったので、久しぶりに京都タワーに入ってみることに。そして、当然というか、大いに幻滅した。少年時代に感じたときめきは全くなく、老朽化した建物と倦怠感の漂う従業員たち。なんだか、村上春樹の「駄目になった王国」(カンガルー日和に収録)という短編を連想してしまった。「立派な王国が色あせていくのは、二流の共和国が崩壊する時よりずっと物哀しい」・・全くその通りですね、村上さん。

ふたつめはスタバ。これは、写真として自分なりに気に入っている一枚である。ちなみに、まるちょうが一番気に入っている商品は、夏は「ジャバ チップ・フラペチーノ」、冬は「キャラメル・マキアート(もちろんホット)」。最近は、紅茶なども提供し始めたんだね。お蝶夫人♪がコーヒーを飲めない人なので、夫婦でスタバにはいることはなかったんだけど、これからはそういうこともありそう。ダイゴも、最近は缶コーヒーを好んで飲むようになってきたので、三人で入る日も遠くないかな?

スタバは、商品そのものだけでなく、店内の雰囲気がとても好き。あれは誰が考えるんだろうね? スタバに関連した映画といえば「I am Sam」。あれは、お蝶夫人♪と恋人時代に観に行って、号泣した。彼女は、オイオイ泣く私を、優しくみつめていた(笑)。よき思い出である。

みっつめは鴨川べり。ここは夏になると、カップルが等間隔に並ぶことで有名。でも、お蝶夫人♪とは来たことはない。だから、実際の気分は分からないんだけど・・ 大学時代に、パンを買ってきて、等間隔に並んでいるカップルの間に割り込んで座って、むしゃむしゃ食べたことがある。あれって今考えると、軽い嫉妬があったのかなぁ? ちうか、単に無神経だったんだろう。

鴨川というと学生の頃を思い出す。11月の学園祭の打ち上げの夜に、特に理由もなく飛び込んで、後輩たちがドン引きしたことがあったなぁ。後輩も、私の後について飛び込むと勝手に思い込んでいたのだが、あまりにも引いてしまって、凍えるように寒い鴨川の中で「来いや~!」と叫んでいる私を置いて、静かに去って行かれたのを覚えている。あの頃は、怖いものなんて何もなかった(遠い目)。そんなこんなで、私にとって鴨川べりとは、全然色気のない場所なのである(笑)。