デューク更家

この人を語るコーナー! 今回は「デューク更家」について語ります。言うまでもなく「歩くカリスマ」である。この人に関心を持ったのは、とあるテレビ番組で特集をしていたから。かなり前の放送なので、細かな記憶は飛んじゃったけど、画面からあふれる強烈なフェロモン・・精悍な体格、しゃべり(こてこての関西弁)の巧みさ、ファッションセンス、眼光の鋭さ、無駄のない身のこなしetcに圧倒された。それでいてかつ、スイート&キュートである。女性にとってはたまらん存在ですな。この人に関するBlogを書くにあたって、自叙伝みたいなのを探したんだが、見つからなかった。しょうがないので、あやふやな記憶を頼りに書いてみます。


若い頃は、ファッションモデルとして働いていたが、毎晩飲んだくれて、まとまった仕事というのはしていなかったようだ。まぁ、その日暮らしみたいな。そんな中、母の死と現在の奥様との出逢いというふたつの節目を迎える。どちらが先だとか、詳しい記憶がないけど、その節目を境に、自分の使命や人生などについて考える様になったようだ。そして出た結論が「歩くことを極めること」。その後は、独学であらゆる健康法の長所を取り入れて、独自のウォーキング理論を確立した。

とまぁ、ざっと記すとこんな感じだけど、まるちょうが注目したいのは、やっぱり人生の伴侶との出逢いかな。毎晩飲んだくれて、ある意味すさんだ生活だったと思われる。そこに現在の奥様が天使のように現れて「あなたはこんなことをして自分を浪費してはいけない。もっと自分の持っている力を信じて、ひたむきに生きて欲しい」というようなことを、真剣に忠告したという。これ、確か初対面で言ったんだよ。すごいね~。この女性の出現で、そのようなすさんだ生活に終止符を打ち「積み重ねる」人生へと移っていった。

男としては、自分の「資質」をちゃんと見抜いて、そこをできるだけ伸ばしてあげようという女性が、一番嬉しいし信頼できる。デューク更家さんにとっては、まさに天使との運命的な邂逅だっただろうね。

彼の理論というのは、とてもツボを突いていると思う。大事なのは、すべて彼自身の言葉で語られているということ。借り物ではない。それを一から築き上げたパワーというのは、本当に絶大だ。このカリスマを支える大きな柱は、そのスタミナだと思う。一日六食だもんね! それをちゃんと代謝する日々の運動量というのも凄い。

まぁ、その皇帝のようなスタミナは真似ようがないけど、まるちょう的には「歩く」ということを、ちょっと立ち止まって再考してみるきっかけになった。「歩く」という営みは、生きていく上で最も基本的な要素のひとつだ。だからこそ、その人の個性が凝縮されている。自分の歩き方というものにこだわることって、けっこう意義深いんじゃないかな? 現在はとりあえず、彼の理論の最も基本となる「仙骨立て」と「美しく歩く三原則」を、通勤時などにできるだけ意識するようにしている。

「歩くことは装い」と彼は言う。これ、ひとつの哲学ですね。そういうイメージで「歩くこと」を捉えると、生活自体が面白くなるんじゃないかと思う。デューク更家さんみたいに、しなやかに生きたい。そんな風に思う今日この頃です♪