Help!+With A Little Help From My Friends

新コーナー!「Beatlesを語る」。まるちょうは、Beatlesは「普通に好き」。いわゆるBeatlemaniaではありません。でも、マニアじゃなくても、Beatlesの各々の曲に対して、自分の感想なり意見なりを語る権利はあると思う。だから、あくまでも自分の感性に正直に語ってみたい。どうかよろしくです♪


しょっぱなは、やっぱり「Help!」でしょう。

これって「私、思春期に入りました!」って、宣言している曲だよね。

And now these days are gone  I’m not so self assured

Now I find I’ve changed my mind I’ve opened up the doors
思春期の不安定さというのが、よく表現されている歌詞である。なんたって「not so self assured」だよねぇ。自分が「確定されない何ものか」だという感覚。

「今や、僕の頭の中はすっかり変わってしまって、

とうとう『扉』を開けてしまったんだ」
John Lennonはこう書いているけど、「思春期の扉」って、改めて考えてみると面白い。まるちょうの「扉」は、22歳の時の「あれ」だったなぁ(遠い目)。あの後、まさに私は「Help!」だった。

Help me if you can I’m feeling down

And I do appreciate you being ’round

Help me get my feet back on the ground

Won’t you please please help me?
結局まるちょうの場合は、この歌詞に出てくるような「you」に出逢うまで、13年もかかったんやね。我ながら気が遠くなるよ。このように、思春期にいる男女というのは、基本的に不明の海を「Help!」と叫びながら泳いでいるようなもんです。その必死の声をJohn Lennonが代弁した作品と言えるだろう。

次に「With a little help from my friends」。

これ、作ったのはLennon/McCartoneyなんだけど、歌っているのはRingoなんだね。このBlogを書くまで知らなかった(苦笑)。でも、この歌はRingoが歌うからこそ味があると思う。友を語る場合に、一番の適役は彼だったろう。彼自身も、それをイヤな顔せずに快く受け容れている感があり、とても微笑ましい。かなりいい人なんだろうな(笑)。

What would you think if i sang out of tune,

Would you stand up and walk out on me

Lend me your ears and I’ll sing you a song,

And I’ll try not to sing out of key
これ、とても好きなフレーズです。

「僕がもし音を外して歌うなら、君は僕を見捨てて立ち去るだろうか?

もし君の耳を貸してくれるなら、僕はちゃんと歌えると思うんだ」
このフレーズは歌のそんなにうまくないRingoが歌うからこそ、生き生きとしてくる。その後も、Ringoの実直なボーカルが続く。一説には「ひとなつっこいビートルズ」というコンセプトで創作されたとか。

Do you need Anybody?

I need Somebody to love

Could it be Anybody?

I want Somebody to love
ここもほのぼのとしていて好き。三人が尋ねて、Ringoが実直に答える。

「僕は心から愛せる人が必要なんだ」
やっぱりこの歌はRingoの歌だよ。友達のちょっとした助けって、素敵ですよね。この曲は、いろんな方面に影響を与えていて、その一例が、竹内まりやのForever Friendsである。曲の最後にこっそり挿入されていて、とてもよい雰囲気になっている。

これからも、たまにBeatlesについて語ってみたい。よろしくお願いします!m(_ _)m