村上さんはなぜ走る?

「村上さんのQ&A」のコーナー!今回も「そうだ、村上さんに聞いてみよう」から、質疑応答を抜粋して考察してみる。

<質問>なぜ、村上さんは走るのでしょうか?私は昔からマラソンが大嫌いです。息が苦しいし、身体も辛い。球技などだったら、ゲーム的な面白さがあるけど、マラソンは苦しいだけ。どうして?

<村上さんの回答>僕が走るのはたぶん

1)一人でできる、いつでもできる、道具がほぼ要らない、金がかからない。

2)他人と競争しなくていい。

3)走りながら、一人でのんびり考え事ができる。

というようなことからです。僕はチームプレイにはどうも向かないようです。妻は「協調性がないだけじゃない」とクールに言いますが。


<まるちょうの考察>まるちょうは学生時代、軟式テニスをやっていた。でも常に、なんとなく違和感を抱えながら取り組んでいた。例えば、練習自体は好きなんだけど、試合、特に他校との試合になると、とても重苦しい気分になる。今から考えると、テニスの技術向上自体にはとても関心があったけど、相手にいかに勝つかという戦略的なことが、あまり頭の中になかったような気がする。要するに「勝利しても素直に酔えないタイプ」だった。ある意味、勝つために一番大事な何かが欠如していた。学生時代は、そうした不毛な部活生活を送っていたわけです。若いときって、自分の適性とか分からないからね。当時はそれはそれで、しょうがなかったんだろうな。

だから、村上さんと私って、結構似たタイプじゃないかと思う。「他人と競争しなくていい」というのは、大いに共感できる。勝利すること以外に価値を見いだせるスポーツが、結局合っているわけです。現在は、通勤時のウォーキングと、ヨーガとジムが主な運動。こうした「自分の身体を感じ取る」時間って、自分にはとても合っているように思う。誰と比べるでもなく、自分のためにコツコツと積み重ねる。身体を動かすうちに「今日は体調がもうひとつだな」と感じたら、ちょっと負荷を落としたりする。逆に「今日は調子いいな」と感じたら、どんどん負荷を増やす。そうした、自己の内部とのかけひきが、まるちょうは心地よいです。

というわけで「一人でできる」という点も、大いに共感。まぁ、協調性は、あるようでないんだろうな。哀しきlone playerなんだね。「一人でのんびり考え事ができる」というのも、とても好き。音楽聴きながらウォーキングしてる時って、結構ナイスなアイデアが浮かびやすい。そうした時間って、ほんとに好き。

最後に、マラソンって、もし可能なら素晴らしいだろうなぁ。同級生が最近マラソンを何度も完走しているので、羨ましく思っている。極限まで走るのって、まさに「自分のコアが見えてくる」状態だろうね。とても興味がある。まずはジョギングだな。週イチでいいから、少し走る習慣をつけたいです。まぁ、あくまでも理想なんだけどね(笑)。もっともっと、頑健な身体が欲しい。切にそう思っている、今日この頃です。