女性的、男性的

お題を決めて語るコーナー!今回のお題は「女性的、男性的」。みなさん「女性的」という言葉に、どのような印象を持たれます? まるちょうは「人間失格」(太宰治著)の一節が頭に浮かぶ。主人公とその友が言葉遊びをする場面。

花のアント (対義語)は女

女のシノニム(同義語)は臓物
とてもシニカルで、女性受けはしないだろうけど、ある意味、真実を捉えていると思う。


そういう見方で「女性的」と「男性的」という言葉から連想される事象を列挙してみる。

<女性的>

一番になりたがる 社会性なし 群れたがる 複雑

飾りたがる キレる 残酷

<男性的>

友を大切にする 社会性あり 孤独 単純

飾らない 怒る 優しい
一番になりたがるのって、女性的だと思うんだけど、みなさんどうよ? この傾向が一番顕著なのが、恋愛において。要するに、好きな男性と結ばれるためには、その男性にとって一番になる必要があるからね。これはもう、遺伝子レベルでそうなわけです。男の場合はどうなのか? 本当に男性的な人ならば、友のために身を引くと思う。そして、人知れず心に傷を負って、ひっそりとその後の人生を生きる。まるちょうは、そんなイメージで考えています。

要するに、横のつながり(主に友達)を大切にするのが男性的、上を目指そうとするのは女性的と言えるかもしれない。例えば戦国武将が「天下を取りたい」と思うのは、女性的な心的要素があるとまるちょうは考える。男性的なものが100%ならば、農民で充分。農民って、まるちょう的にはすごく男性的だと思うんだけど、どうだろう? 毎年農作物を作って牧歌的に生きる。結構好きな生きかたです(笑)。

「世界征服」が女の野望ならば、男の夢は? ずばり、ハードボイルドでしょう!(笑) ハンフリー・ボガードが演じたフィリップ・マーローは、男性のひとつの理想像だと思う。友を大切にして、孤独に生きる。闇に暗躍する組織悪と闘う。

男はタフでなければ生きていけない

優しくなければ生きていく資格がない
この言葉、しびれます。強調したいのは、後ろの言葉です。女性だってタフじゃないと生きていけない。それはわかる。でも「常に優しく」ってなんか痛々しくて、まるちょう的にはすごく男性的だと思うんだけど(笑)。

一方、その男性的なものが腐ったのが、ホームレスだと考える。強さがなくなって、優しいだけの状態ね。向上心が消失して、100%守りに入っている。こうなると、生きている意味なんかないよね。

最後に、根拠はないけど、世界は徐々に「女性化」しているように思う。まるちょうは感覚的にそう思います。世界の紛争や衝突も、もしかしたら、この「女性化」が関与している?・・ちょっと大胆な発言で、締めくくります♪(笑)