近況・・片頭痛という刺客と久々に対峙した!

さる11月16日9時半ごろ、僕はK医大病院へ向かっていた。背部軟部肉腫の術後フォローアップのため。JR琵琶湖線に乗りながら、右頭部から頚部にかけて違和感を覚えていた。実はこの「違和感」は、前日の夕方ごろからずっと続いていた。ロキソニン投入せず、なんとかなるかな?と経過をみていた。睡眠もとくに問題なかったし、やや軽視していたかもしれない。

さすがに違和感とはいえ、長すぎるよなー と、山科駅にて携帯していたロキソニン2錠を投入。「とりあえず、これでケリが着いたかな」と一安心。胸部CTと診察を受けて会計の列に並ぶ。そのころには、右のコメカミがじんじん痛んでいた。大学病院らしい、かなり長い列である。じっと我慢で、会計の処理を受ける。診察の結果を家族に伝えなければならないが・・ はっきり言って、それどころじゃない。今となっては、そのときの細かい状況を覚えていない。とっさに自販機でミネラルウォーターを買って、近くのベンチに座ったと思う。


右のコメカミをミネラルウォーターで冷やしながら、さてどうしようかと思案に暮れる。ロキソニンは、あと2錠ある。でも投与間隔が短すぎるよなー 2時間くらいだもんなー この痛みって、片頭痛というよりは三叉神経痛だよな? コメカミから上眼瞼のあたりが痛い。コメカミを押さえると、ちょっとマシになる。いわゆる第一枝である。薬の携帯袋をみると、バレリン(デパケン)が3錠入っていた。これはあくまでも「躁状態」に備えて入れてあるのだが、ここはロキソニンよりは適当かもしれない。僕は迷わず、3錠をのんだ。事態は、そこそこ急を要していたのだ。

三叉神経痛にテグレトールが適応あるのは、周知の通り。バレリンはだいたい同じカテゴリーの薬剤である。その時は「まあ、いけるやろ」という直感でいってもうた。今調べると、三叉神経痛の適応はないみたい。片頭痛発作の発症抑制という適応はあるんだけど。ま、とりあえず飲んでベンチに座り、右顔面~コメカミの痛みと格闘することに。ひどい痛みで冷や汗もでるし、軽い吐き気もでてくる。「吐いちゃったら、まずいなー」と呼吸を整える。30分くらいして、痛みが10→5くらいに落ちてきた。「お、バレリン優秀~♡」と、ちょっと元気がでる。

どれくらいベンチに座っていただろうか。1時間はたっていたかも。痛みが「2から3」になって、家族に連絡していないことを思い出した。とりあえず、妻に電話しておく。検査は問題なかったが、頭痛がひどくてまだ昼ごはんも食べていない。薬でかなりマシになったが、吐くと困るので、タクシーも乗りにくい、等々。妻は、すぐにそちらに向かうとありがたい言葉。しかし、それほどのことはないよと、いちおう辞退しておくなど。

そうだ、料金の支払いがまだやった。サクサクと支払いを済ませて、さて? 極度の緊張があったので、弛緩が必要かな?という発想で、院内ローソンでホットカルピスを買って少しずつ飲む。なかなか美味しかった! 痛みは「1くらい」になった。妻に再度電話をいれる。「ほぼほぼ痛みはなくなったので、これから帰ります」と。すると妻はすでにJRに乗っていた! いやいや、恐縮です、それじゃどこかで落ち合おう。で、ゼスト御池で待ち合わせ。その後、三条でランチでも? ふと王将に入りかけて「王将はやめて!」と言われて、LIPTONでお洒落なめし食って帰りました。夫婦でひさびさプチデートできて、終わり良ければすべて良し、ちゃんちゃん☺️