近況をみっつ

ひとつめ。T診療所で、11月1日からまったく新規の電子カルテが導入される。医療従事者にとって、電子カルテは身体の一部のようなもの。というか、身体の一部のように使えなければ、業務に支障が出る。だから、電カルが変わるということは、僕ら医師にとっては極めて重大な変化なのです。あまり覚えてないけど、半年くらい前から業者さんが準備されていたようだ。当初の予定だと、10月には現行のF社電カルと並行して新しいM電カルが使えるようになるはずだった。「なるはずだった」というのは、なっていないということです。もうすでに10月の下旬。どないやねん! IDがようやく今週に配布されるらしい。M電カルを扱う会社が小規模だからだろうか? これは焦る展開です。ほぼほぼ突貫工事になりそう。電カルを「無意識のうちに動かせる」ようになるまでには、11月一杯はかかるかな? いろいろ気を遣うことが多くなりそうです。


ふたつめ。自治会役員会でのこと。10月17日に体育部会があり、その報告をしていた。その中で、12月21日(土)にスリータッチボールという、栗東発祥のニュースポーツ大会があり、体育部会員は、その人集めや世話係をしなければならない。でも僕は土曜日に外来があるので、ちゃんとこの仕事をしようとすると、また休診にしなければならない。もうこれまでも、何度も休診にして、事務長さんとか同僚のS先生に迷惑をかけてきた。もしできることならば、こそこそっとスルーして、なかったことにしたいと思っていた。だいたい、9月のスローイングビンゴ大会でも、僕は休診にしたけど、メンバーは誰も集まらなかった。いちおう世話役として出席したけどね。なら、今回もそんなに本気にならんでいいんちゃうの?という気持ちでいた。

しかし、である。そうした感じで役員会で報告したら、Mさんが「去年はサー○○から2チーム出ましたよ」とギロリと睨まれたのである。Mさんという人は、とても知性がにじみ出る感じの人だ。いつも「かなわない」という印象を持っている。そのMさんに、僕の「小ずるさ」を見透かされたような気がした。その場では「また考えておきます」とお茶を濁したのだが、、

自宅にこの件を持ち帰り、お蝶夫人♪に相談してみた。彼女は「スリータッチボールにそんなに熱入れる? うちは非常勤だから、その分収入が減るんよ?」と反対された。彼女の意見ももっともである。欠勤になったら有給はつかないので、その分、収入はカットである。家計には痛い。

夕食のあとのひととき、真剣な話し合いの結果、12月21日(土)は休診にすることに決定した。事務長さんとS先生には申し訳ない。それに収入も減る。しかし、僕は体育委員としてのスジを通そうと思う。要するに、体育委員に任命されたその時から、僕は日常的な仕事や余暇や、健康や、家計や、そうした全てを削らなければならないと誓ったのだ。そうした全てを犠牲にして「役」というものは成り立っている。12月21日だけずるい手を使うというのは、Mさんの「ギロリ」が僕をたしなめてくれた。毒食えば皿まで。体育委員さいごのご奉公をやりましょう。

みっつめ。そうした「体育委員としてのストレス」は、8月頃からずっと続いている。僕はもともとIBSという病気を持っていて、疲れがたまると下痢になる。10月19日(土)のT診療所での一般外来。その日は、出勤前に自宅である程度脱糞。そして通勤途中にファミマで二度目の脱糞。これで「今日はもうお腹関係のリスクはなくなったな」と安心していた。しかし、である。その日は重症の患者さんがくるとか、そういうのではなかったけど、ちょっとしたことでバタバタしていた。たとえば検診胃カメラ担当の先生がPSVTになってしまって、急遽ワソランの飲み薬を出してあげたり(結局これは胃カメラ終了後、C病院QQでワソラン静注されたみたい)、なんかもう覚えてないけど、あたふたしていた。そうした中、ちょっといきんでしまったのね。肛門付近に「むにゅ」とした感覚が。やっちゃったぜ、便失禁!ヽ(゚∀゚)ノ ワー  ナースには笑顔でうなずきながら、白衣を脱いでトイレに走る! こうした場合、コルセットしているのがうっとうしい。ウォシュレットでお尻を洗ったはいいが、パンツは便汁で汚れている。しゃーない、ノーパンでやるか。汚れたパンツはトイレのゴミ箱に捨てた。これが11時ごろだっただろうか? あとはノーパンでしのぎきった。帰りにコンビニでパンツを買って・・などと考えていたが、なんかもうめんどくなってそのまま帰宅した。琵琶湖線では、ムスコがズボンに擦れて痛かったけど、それ以上に疲れていたので気にならなかった。疲労とは恐ろしいものです(笑)。以上、みっつ近況を記しました。