近況・・渋野日向子について想うこと、など

ひとつめ。自治会の体育委員です、運動会です。資料をつくらなあかんし、コピーする、ホッチキスで留めて、ポストインする(65世帯)。そりゃもう、Blogとか詰将棋とか、いうてる場合じゃないんです。でも、いちおう今日で一段落ついたので、Blog書いてます。今はまだいいけど、今月下旬になると、風雲急を告げる。医家芸術展もあるし、運動会のアンケートの集計とか、会合もあるし。余暇が「しなければならないこと」で占領される、むなしさよ。いろいろありますけど、しょうがないですね。以上、愚痴書きました。

ふたつめ。人間ドックを受けた。ちょっとショックだったのが、聴力低下。高音域が、やや低下している。おそらくイヤホンで音楽聴きすぎなんだよな~ 音楽って、ある程度の音量で聴かないと、その音楽のスケールが落ちてしまう。なにかつまらないものになってしまう。でもイヤホンを多用しすぎると、僕のように騒音性難聴になってしまう。なかなか難しい問題です。あと、身長が1cm伸びていた! これ、たぶんコルセットのおかげだと思うんですよね。1月以来、ずっとコルセット装着していますが、腰椎の前弯が、やや矯正された可能性がある。コルセットって、トイレ大をする時に、すごく面倒くさかったりするんですが、効果が少しでもあったようで、嬉しいです。なんといっても一日中座っているからね。なにか介入しないと。あとは血糖とか中性脂肪とか、メタボ系は、ちょっとマシになっていた。ま、食べ過ぎと思います。反省しましょう。


みっつめ。ゴルフ全英女子オープンである。僕はべつにゴルフファンでもないし(テレビ観戦は好きだけど)、ほんまにわかですけど、例の渋野日向子さん(20)に打ちのめされた。こういう人、いるんだねー! ラストパットの「迷いのなさ」は、すごい。樋口久子さんも岡本綾子さんも驚いていた。樋口さんが「新人類」という、いささか埃をかぶった言葉を使っておられたが、でも確かに「新人類」としか言いようがない。すでに「スマイリング・シンデレラ」というレッテルを、マスコミから貼られている。

でも・・僕は、そんなに笑わなくていいと思う。おじさんは「笑いが枯れたとき」を心配してしまう。マスコミや大衆は「もっと笑顔を!」を要求するけど、そんなの非常に恣意的なものだ。やつらは才能をスポイルした後は、見向きもしないんだよ。渋野さんも「私はシンデレラなんかじゃない」と抵抗してはる。メディアの背後にある恐ろしさを、ちゃんと把握されているんだろう。

さて、若手の台頭について想う。将棋の藤井聡太(17)、バスケの八村塁(21)とか。彼らは有り余る才能をもって、既存の世界を破壊していった。そう「非凡」とは破壊者になれるかどうかである。渋野さんだって、大舞台で「破壊」をみせつけた。そうした「破壊」は、観るものに「新時代の到来」を予感させる。

しかし、おじさんは冷静になれと言う。非凡な才能と「若さゆえの勢い」が、そうした「あり得ない破壊」を生んでいるということ。若さゆえの万能感は、おじさんに言わせると「幻想」に他なりません。「若さ」はすべからく有限です。この真理は、時にとても手厳しく人生にのしかかってくる。

つまり、20代というのはそう甘くない。怪我や病気、プライベートのトラブル、いろんなことが舞い込んでくる。具体例を挙げると、ボクシングの井岡一翔(30)の20代をみよ。20歳過ぎで世界王者になるも、プライベートでいろんなことがあった。一時は引退もした。そこから復帰して、四階級制覇を果たした。油断のならない20代において一番大切なのは、ぶれない信念だと思う。それに周囲のサポートも欠かせない。その中で「真にオリジナルな人生を切り開いていく」というプロセスに入っていく。

世の中は、善人ばかりではない。妬みや悪意で満ちた人たちが、手ぐすね引いて奈落へ引きずり下ろそうとしている。そうした悪しき勢力に負けてはいけない。僕は上記の「才能のある人たち」が、存分に力を発揮できる世の中を、心から望みます。だからもう一度言う「しぶこさん、そんなに笑わなくていいよ。プレーに集中して」と。以上、近況みたいなものを、みっつ書き留めました。