2018年を振り返って

さて、2018年もあとわずかとなりました。恒例の「一年を振り返って」をやってみたいと思います。この一年を短いとみるか、長いとみるか。やはり僕は「長かった」と顧みたい。辛いこともあったり、嬉しいこともあったり、充実した一年でした。おおざっぱに挙げてみたいと思います。

#1 台風、大雨でファーストキャビン合計五泊(7~9月)

#2 大人の塗り絵を展示(9月、12月)

#3 久々の家族旅行(横浜)(5月)

・マンション大規模修繕

・T診療所忘年会

・サッカーW杯 日本対ベルギー戦を観れたこと



#1について。やはり第一位はこれですね。災害でJR琵琶湖線が止まったら、ウチはアウトだということがよく分かった一年でした。6月の大阪地震は、ちょうどOffでした。地震は開き直れるからいいよね。「こりゃ、しょーがねーや」なんてリラックスできるかも。台風は違う。気象庁によりプログラムされた災害なので、できるだけ診療所に迷惑ならないように行動を要請される。

今年はこうしたときのマニュアルみたいなものができ上がった。宿泊はファースト・キャビン河原町三条店、移動はもっぱら地下鉄東西線で。ラーメン横綱の野菜ラーメンはうまかったわ~。あれは身にしみた。朝食はだんぜん、進々堂ね。来年は大雨はくるんだろうか? できれば地震でお願いします(不謹慎)。

#2について。これまでこつこつ描いてきた「大人の塗り絵」。ひょんなことから世界が広がった。自分で出展するということは、こういうことかと、よく理解できました。それは絵を額装すること、会場へ移動すること、けっこうな出展料を支払うこと、そして搬出すること。学ぶことはいくつかあった。これからは「展示して観てもらうために描く」という姿勢が強まると思う。来年の塗り絵のモチーフは、すでにふたつ決まっています。それがちゃんと実現できるかどうかは、運次第かな? 頑張りますけど(笑)。できるだけ楽しんでやりたいですね。

#3について。「瓢箪から駒」みたいな家族旅行だったが、それなりに楽しめたと思う。家族みんなで非日常に浸ることは、たまにはあっていいと思う。個人的に忘れられないのは、みなとみらいのエッジの効いた夜景かな。陳建一の麻婆豆腐は絶品だった。そして、景徳鎮の麻婆豆腐は、美味しいとは思えなかった。この差はどこから生ずるのか? いろいろ考えたんだけど、たぶん陳建一の知性だろうと思う。他国の文化を、異国に受け容れられやすいように解釈を変えるのは、かなり勇気のいることだ。それは異国の文化をしっかりと把握していなければできない。景徳鎮の麻婆豆腐の欠点は、異国の中華街という護られた場所で、いかに日本人に麻婆豆腐を楽しんでもらうか、深く考えていないこと。それはずばり「企業努力の不足」とも言える。中華街はそうした努力をせずとも、客が来るからね。中華街ぜんたいに、そうした傾向はあるのかな、と感じた次第です。

あと、日本対ベルギー戦をリアルタイムで観れたのは、今年の大いなる収穫だったと思う。結果的には敗戦だけど、観どころの多い名勝負だった。双極性障害があるので、睡眠不足が相当にリスクなんだけど、なんとか仕事はしのげた。(ひとつかふたつ、通常はやらかさないミスをしたかもしれません(汗) さる12月8日にNHKスペシャルで「ロストフの14秒」というタイトルの番組が放送された。これ、よく取材して分析しています。「江夏の21球」を彷彿とさせる内容。NHKの、この名勝負に対する「熱」を感じます。現在は on demandで視聴可能なようです。興味のある方は、どうぞ。

最後に、今年一年「まるろぐ」をご覧いただき、ありがとうございました。また来年も「月に三回更新」を目標として、がんばります。よろしくお願い申し上げます。みなさま、よいお年をお迎えくださいm(_ _)m