近況・・晴耕雨読というスタイルにしてみます

最近、Blogを書くのに苦労しています。ネタ切れ? そうかもしれない。なら、ネタを探せばいいじゃん? いやいや、そう簡単な問題でもない。「書く意欲が落ちている」という事実。これは確かにあるんだよなー。今週はもともと「漫画でBlog」でいくつもりでした。「人間交差点」から引用して書こうかな~、と思っていた。しかし、である。ネタになる作品への「思い入れ」が今ひとつなのね。「これ、ホントにいま書きたいものなのかな?」という疑問が心をよぎる。あるいは、こうして「やや強迫的に」Blogを書くことに時間を費やすのって、ホントに正しいことなのかな?と思ったりする。

俯瞰すると、2000年頃からネットで文章を書き始めた。2005年からBlogという形式となり、じわじわとアクセスも増えてきた。初めの頃は「とりあえず書こう」という姿勢で、しゃかりきに書いたんだな。そうして何より「継続する」ことを重要視した。書いてて面白いときもあれば、ぱっとしないこともあった。疲れていてもネタをしぼりだして、とりあえず書く。そうして17年が経過した。振り返ると、けっこうな量の文章が残った。めくらめっぽうに書いてきた「成果」。17年って、人生の5分の1くらいはあるよ。そしてオレは作家でもなんでもない。文章はあくまでも趣味だもんね。


やっぱり文章を書くときの理想は、まず「伝えたいこと」があって、その「熱さ」を燃料にしてぐいぐい書いていくのがよい。コアにそれがないと、出来上がった文章は、どうしても迫力がなくなると思う。読み手にも響かない。これはたぶん真理だと思います。

「書く意欲が今ひとつ」となっているときに無理に文章を書いても、それはたぶんゴミに過ぎないんだよね。17年という歳月の中で、文章スキルはしかと育まれた。これはちょっとした自負です。オレのなかの無形文化財とでも言おうか。だから「めくらめっぽう」に書くフェイズは過ぎたんじゃないかと。「書く意欲が今ひとつ」というのは、飽和感とでも表現できるかもしれません。もういっぱい書いたやん~、てか(笑)。

じゃあ、今いちばんしたいことって何よ?と自問したら、それは「大人の塗り絵」なんですね。この作業をしているときは、まさに夢中になっている。時が過ぎるのを忘れるというか。Blogの筆が滞っているときに、どうして「大人の塗り絵」にもっと時間を割けないのか。めっちゃジレンマ。いちばん悪いときは、無動 ☞ うつになっちゃうことも。こんなの、バカみたいだと思う。Blogも塗り絵も詰将棋も、どれも趣味。どれも楽しんでやればよい。なんでもっと自由にできないのか?

そんなわけで、Blogの体制を変えることにしました。週イチから「ネタが浮かんだら、その都度」というスタイルへ。要するに「不定期」ということになります。ネタがないときは、無理にひねり出さない。あくまで自然に文章をこしらえる。そうして、ふだんは塗り絵や詰将棋に興じる。これぞ、趣味というものではないでしょうか。ちなみにBlogのタイトルは「まるろぐ@晴耕雨読」としてみます。「こうしなければ」というんじゃなくて、自然に趣味を楽しみたいという願いです。今後とも、まるろぐをご贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます。m(_ _)m