「Love Is Green」として出品します

かねてから制作していた「大人の塗り絵」が、ほぼ完成したので、ご報告します。7月19日に途中経過を記した「晩鐘/ジャン=フランソワ・ミレー」です。あれから、いろいろ頭の中で「あーでもない、こーでもない」と思案にふけり、いちおうの最終形となりました。3月に「大人の塗り絵」の展覧会に行って、評価のトレンドとしては「イマジネーション」だと思っていました。この地味で内省的な絵画「晩鐘」に、どうやって「邪魔にならないオリジナリティ」を加えるか? うーん・・ とりあえず、その「最終形」を載っけておきます。

晩鐘5


苦吟の末にたどりついたテーマは、「愛はみどり」というものでした。これを主張したのは私ではありません。ロックギタリストのジェフ・ベックです。実際に「Love Is Green」という楽曲があるのです。この曲については、いろいろ言いたいこと満載なのですが・・ 百聞は一聴にしかず。まずはひとつ、聴いてみて下さい。とても短い音楽なので。狂ったようにヘビロテしていた「若きあの頃」が懐かしい。

Love Is Green/Jeff Beck

この音楽を聴くためには<a href="http://www.apple.com/jp/quicktime/download/" target="_blank" rel="noopener">Quicktimeプラグイン</a>が必要です。


「愛はみどり」というコンセプトは、この「晩鐘」によくマッチするのではないかと思ったのです。「みどり」から連想されるもの ☞ 平和、安寧、生産、協調、祈り。私はジェフ・ベックの主張は正しいと思います。愛はピンクでも赤でもなく、緑。愛は積み重ねるものであるがゆえに。ちなみに、恋はピンク系だろうけどね。だからこそ、上記の楽曲は「深い」と思うわけです。ヘビロテに値する音楽です。そして「晩鐘」の底流には「さまざまな愛」があると思っています。

指定の画用紙には、塗り絵を普通に描いて、左右に数cmの余白ができます。そこをみどり系でどうにかしようと思ったわけです。画材としては、なんとなくの直感で、木炭の粉、12色のコンテ(あおみどり、はいみどりを使用)、糊、を取り寄せていました。イメージとしては、深みのあるアモルファスなみどり。いろいろ試行錯誤がありましたが、まあまあ、イメージ通りの感じが出せたと思っています。「試行錯誤」の詳細については、伏せておきます(笑)。ま、こんな感じかな。そうそう、枯れ草の表現としては、極細の修正ペンを使ってみました。これ、大人の塗り絵においては、なかなかの便利グッズですわ。クーピーでいったん描いた上から、微妙に光の表現が可能になります。今回の収穫と言えるでしょう。

たぶんこのまま、九月中には出品すると思います。これでひとつ「楽しみの種」がセッティングされるわけです。大人の塗り絵、素晴らしいシステムだ。これでいったん、大人の塗り絵からは遠ざかりたいと思います。私には、詰将棋という大事な旧友もいるからです。年内は詰将棋を楽しんで、しっかり左脳を鍛えたい。年明け、今度は何を描くかは未定です。静物画なんか、いいかも? とにかくですね。趣味は楽しめないと、つらいっす。強迫的に、なんか仕事みたいになっちゃうと、本末転倒。私のBlogなんか、もう「仕事」の領域になっていますが、大人の塗り絵と詰将棋については、そうしたミステイク(笑)は避けたいです。趣味を「趣味の領域」で楽しめるよう、これからも自分を甘やかしたいと思っています(笑)。以上、大人の塗り絵に関連して書いてみました。