近況・・マイコでてんてこまい(1)

近況をひとつ。この一週間は、つらい日々でした。まさに忍の一字。順序よくお話しします。長くなったので、二回に分けてアップします。

話は17日(火)にさかのぼる。その日の午後、T診療所で会議があった。まあまあ想定内の疲労だったんだけど、帰り際に「イヤなのどの痛み」を感じた。あー、風邪ひいちゃったか。ま、帰って寝たら治るかな・・みたいな、けっこう軽い気持ちだった。翌日も風邪症状がつづく。

19日(木)はオフだったけど、すごくだるくて、夕方までダウンしていた。風邪がこじれて、副鼻腔炎になったかな?と思い、手持ちのパセトシン(ペニシリン系抗菌剤)を開始。それでいったん楽になったので、夕方にはジムで歩くこともできた。さて、翌日から頑張ろう・・

しかし、である。翌日の仕事の準備をしていて、ICOCAのパスケースが無いことに気づく。あちこち探すけど、出てこない。だって、水曜日の栗東駅は通れたんだから、それから自宅までの間に落としたのか? いちおう駅と交番に落とし物の照会をしたが、ない。これで一気にブルーになる。「あーもう、なんやねん!」て感じね。

20日(金)。仕事自体は問題なかったと思う。帰ってから、ちょっと疲労感があったかな。21日(土)は、ひどい嗄声(しわがれ声)になり、それでもなんとか外来業務をこなした。相当に各方面にご迷惑をかけた可能性あり。でも・・まだ全身的な体調としては、悪くなかった。

22日(日)。健診外来の仕事だったが、帰宅後に疲労感つよく、だらだら寝る。頭痛もあり。でもなんだかんだ言いつつDVDなど観ちゃったけどね。

23日(月)はオフ。いちおうジムで歩けるも、夕食後に疲労感あり爆睡。睡眠のリズムが狂う。うつなんだろうか? なんかすっきりしない。ただ、例のパセトシンは、服用五日間になるので、いったん止め。熱もないのに、それほど必要とも思えない。


そうして、運命の24日(火)を迎える。咳がちょっとひどくなりつつあった。自分としては、副鼻腔炎がそろそろ治り、感冒後の咳嗽が出てきているのかな?くらいに思っていた。体調がよくないのは自分で分かっているので、余計なことはせず、仕事は堅実に。午後の外来をわりと早く終わらせることができたので、早めの帰宅。しかし、疲労感がひどい。ベッドに横になっても、疲労感が強すぎて眠れない。頭がすごく熱っぽい。だるい。

もしかしてと思い、熱を測る。37.8度。うーん・・なにこれ? 夕食はお蝶夫人♪の得意料理「舌平目のムニエル」。立派な舌平目が食卓に並んでいる。でも・・その時は思わず「うっ」となるほど、気持ち悪かった。比較的あっさりした副菜を食べても、ヘンな味がする。味覚がおかしくなっているのだ。それを見て、わが妻は機敏に動く。ゼリー食品とヨーグルトを持ってきて「これどう?」と差し出す。お、これならなんとか食べられるぞ。あと、リンゴなど果物を食べる。彼女は、その後アルプラへひとっ走りして、スポーツ飲料とか、いろいろ買い込んできてくれた。こうした時の彼女の行動力は、いつも目を見張るものがある。ありがとうございます。

さて、私のあまりの惨状に、お蝶夫人♪は「明日、休ませてもらったら?」と言う。そんなん、簡単に言うなよ。でも冷静に考えて、明日、一日勤務するのは無理だよな・・ そこは彼女の意見が正しいと思った。つまり、午後に心電図読影の仕事が入っているけど、これはキャンセルせざるを得ない。そして、どうせ仕事ができないのなら、一刻も早く連絡するのがよい。☞ K診療所の心電図担当Yさんへ電話連絡。急なキャンセル依頼に、快く応えていただいた。代わりに読んでいただいた先生方、本当にすみません。m(_ _)m ☞次回につづく。とりあえずアップで。