ちょっと近況について書かせて下さい。六月は双極性障害のコントロールがひどく狂ってしまい、大変な月だった。家族にも迷惑かけたし、仕事でも影響が出た。交友関係もすべてキャンセル申し上げた。でも体調的には、六月いっぱいの週末の休暇などで回復するかと、タカをくくっていた。そんな甘い考えを打ち砕いたのが、今月の1日の月曜日。この日はOffで、自分ではもう定常運行のつもりだった。でも・・夕食後、気分が落ちていく。あれ?おかしい? でも、体がゆうこと聞かん。で、そのまま過眠。起きたのが、深夜2時頃。ここに来て「これは思っていたのと違う。軌道修正が必要」となった。「自分を測る物差しが狂っていた」と気づいた時は、いつもちょっとした衝撃だ。でも逆にそういう時って、視界が開けている時でもある。2日の深夜に、そうした「気づき」があった。
結局、六月の破綻を回復するには、たぶん一ヶ月くらいは必要ということ。最低、一ヶ月。これは長年、自分の病気と付き合ってきた経験論から。だから結論としては、七月は「守りに徹する月」という位置づけ。ルーチンをこつこつ蟻のようにこなす。生活のリズムを保つ。そうして、じわじわと回復を待つ。こうした戦略になるよな~。そんなことを、その深夜にぐるぐる考えて、自分に言い聞かせていた。
上記の「気づき」は、一種の躁状態から生じている。閃きは、たいてい躁状態から生じます。それはいいのだけど、不眠は避けられない。結局4時半に床に入り、6時起床。2日の午前中は、京都市内のS社に出張健診の仕事が入っている。もちろん、目覚めは重だるい。軽い頭痛あり。電車に乗っていても、音楽を聴くどころじゃない。やっとこさ座って「ふう~」とため息つく。だるいな~。S社は地下鉄鞍馬口駅から、西にゆっくり歩いて10分くらいのところにある(地図)。確か七年くらい前に、一度行ったことがある。いちおうイメージが残っていたので、悠長に構えていた。だるいけど、まあ、いけるやろ・・みたいな。
私は8時すぎに地下鉄鞍馬口駅の北口から地上に出た。「烏丸鞍馬口」という交差点の標識が、まず目に入る。なんの疑いもなく、その交差点を左折する。鞍馬口通りは、とても風情のある通りだ。なんていうんだろう、お洒落でもあり、生活の匂いもあり、寺社の伝統美もある。歩いているうちに、自分が旅番組のレポーターみたいな気分になってきて「いや~、よろしおすな~、粋やね~」などと小声でつぶやいたりしていた。もう、なんか彦摩呂気どりなのね。こういう時は、軽躁なんだろうな。もはや気分は「ぶらり一人旅」である。ほんま、ぶらぶら歩きながら、いい気分で10分ほど経過。
時刻は8時15分少し前。健診開始は8時半。でも、もうすぐS社が見えてくるはず。時間ぴったし、言うことなし。鞍馬口通りに癒されたな~ 京都の街並はよろしおすな~ さあ、頑張って働こか。やがて草がたくさん生えている場所が見えてきた。「あれあれ! なんか土手が見えてきましたな~ 草たくさん生えてまっせ~」相変わらず彦摩呂なのである。「あれあれ? 川ですかな? S社の近くに川なんてあったっけ? 堀川通だよね~」コメントのトーンがやや下がる。近づいてみると、やはり川だ。かなり大きな川だぞ。手持ちの地図をみると、川は記載されていない。ちょっとだけ冷や汗が流れる。まさかな。交差点の標識を見てみると「出雲路橋」とある。これって、やっぱり賀茂川・・だよね。はは、は・・
帰宅して、夕方気がついたのだが、左足裏の前の方に、マメができていた。ちょうど地面を蹴る部分ね。鞍馬口通を西進するときに、よほど前のめりで、焦って歩いていたんだなぁ。そんなこんなで、まだまだ体調は不安定です。七月は「忍の一字」で。嵐が過ぎ去るのを、じっと待ちます。余計なことをせず、考えず。最小限のやるべきことを、こつこつこなす。O先生、キャンセルごめんなさい! また、体調がもどったら、メシ食いましょう! 以上、現在の体調を中心に、近況書いてみました。
なんのなんの!
調子の良い時にめし食ったほうが美味いですよ!(^^
それより私だったら便意が耐えられへんと思うんですが、
よく耐えたね。(^^;
Tさんも呼べれば呼びたいですね!(^^
先の話でいいんで、出産祝いもせんとね!
(彼はたぶん産んでいないと思うんだけど・・・)
>O先生
確かに、確かに。
調子のいい時に、余裕を持ってめし行きましょう!
僕はIBSの傾向ありますので、便意耐えるのは、
わりとよくあることです。IBSのおばちゃんが「先生、腹痛いねん!」
と訴えるのを内心「俺も痛いねん!」と聴いていたこともあります。
(その患者終わったら、トイレへダッシュでしたw)
T先生も一緒だと面白いですね。
ホント、一度お祝いしたいよね。
またゆっくり考えましょう!(^_^)