Good Morning Good Morning+Doctor Robert

Beatlesを語るコーナー! もうすぐ終わると思われる、このコーナー。でももう少し続けますよ! 今回はマイナーな二曲。「Good Morning Good Morning」と「Doctor Robert」をネタに、自分なりに語ってみたい。

まずは 「Good Morning Good Morning」



今も思い出す。中学生の頃、このうたに合わせてよくケツ振ってたもんだ。それだけ、まるちょうにとっては「気持ちイー!」楽曲です。「ナシントゥドゥー・・」の頭の部分がクセになる。ブラスも気持ちよい。ほんまゴキゲンな曲やったなぁ。実質的にジョンの作品なんだねぇ。鶏の「コケコッコー」という鳴き声から始まるんだけど、どこかアナーキーな雰囲気を感じてしまう。朝だけど朝らしくない、みたいな。どこかドラッグの香りする目覚め。でも頑張っていこうじゃん?(笑) やっぱりジョンの世界観だな。


I’ve got nothing to say but “It’s O.K.”

Good morning, good morning, good….

「オーケーだよ」と言うしかないじゃん

おはよう、おはよう、おは・・

まるちょうが愛するのは、この曲から「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)」→「A Day In The Life」への流れ。この流れが、あの思春期の「切ない混乱」にひどく同期してしまった。この三曲を聴くと、今もあの十代の甘酸っぱい時代を思い出すことができる。

ふたつめは「Doctor Robert」



これ、Doctor Robertという医者がBeatlesのかかりつけ医で、そのへんのエピソードが込められているのかな?なんて、勝手に思っていた。「ロバート先生、今日もありがとう!」みたいな(笑)。しかし、調べてみると「Doctor Robert」というのは、ロンドンでのドラッグ調達の”ドクター”だった人物のようである。ロックスターなんかに配達していたようだ。なんちゅう「ドクター」違い。もちろんジョンの作品。いわゆる医者はmedicineを処方するが、このドクターはdrugを処方するわけね(笑)。

Well, well, well, you’re feeling fine

Well, well, well, he’ll make you

Doctor Robert

ほらほらほら・・気分がよくなってきた

ほらほらほら・・彼にまかせとけばいいよ

ドクター・ロバート

いかんやろ! 表現の自由が保証されているとはいえ、こんな楽曲がよく許されたもんだな。ジョンは平気でこういう切り込み方するからなぁ。当局は、だまっていたのかな? ジョンという人は、ほんとに挑発的な人だ。それこそ「ロック魂」というやつなんだろうけど。困ったもんだ。でも同時に見上げたもんだ。これぞジョン・レノンである。

以上、簡単にBeatles語ってみました。