Good Day Sunshine+I’m Looking Through You

Beatlesを語るコーナー! 今回もまるちょうのお気に入りの曲を取り上げて、語ってみたい。今回は「Good Day Sunshine」と「I’m Looking Through You」を取り上げる。

まず「Good Day Sunshine」



ポールの作品。軽いけどちょっと粋な小品だと思っている。歌詞の内容も、とてもシンプルな恋愛の情景。

Good day sunshine, good day sunshine

Good day sunshine

I need to laugh and when the sun is out

I’ve got something I can laugh about

I feel good in a special way

I’m in love and It’s a sunny day

いい日和だね 光がいっぱい

まったくいい天気だ

声をあげて笑いたい・・太陽が照っていると

ひとりでに笑えてきちゃうんだ

なんだかとっても心がはずむ

恋をしているのさ それに今日はいい天気




恋愛初期の、うきうきする感じをうまく表現している。そんな時期は、ちょっと天気がいいだけでも、機嫌が良くなるものだ。こうした屈折のない描写って、ポールの十八番だね。それほど注目されることない本作だけど、まるちょうはその素直さが好きです。

次に「I’m Looking Through You」



これもポール作。前作同様、わりとマイナーな曲らしい。まるちょう的には、かなり好きなんだけどね。歌詞の内容としては、かなり屈折した印象。ポールが当時付き合っていた彼女と離別した後に書かれた曲らしい。要するにプライベートがモチーフになっているのね。邦題は「君はいずこへ」。前曲の素直さはどこへやら、離別した女性への深い不信と非難の内容となっている。

I’m looking through you Where did you go

I thought I knew you What did I know

You don’t look different But you have changed

I’m looking through you You’re not the same

何もかもお見通しなんだぜ 昔の君はどこに行っちまったんだ

君のことを理解しているつもりだったけど 全然だったよ

見かけは変わってないけど 君はまるきり変わっちまった

何もかもお見通しなんだぜ 昔の君とは別人だよ

一番注目したいのは「look through」というイディオム。「相手の心を見抜く」という意味である。今回こうやってBlogで書くのでなければ、一生知らずじまいだっただろう。23才の若き日のポール。女の二面性ってやつを、許せなかったのか。まぁ、男女関係は当人同士しか分からない。女性が相当な浮気性だったのかもしれないし。最後のフレーズを訳して思ったけど、ポール、相当に傷ついていたんだな。彼の「青春の傷」を垣間みれるセンテンスである。

Why, tell me why did you not treat me right

Love has a nasty habit of disappearing overnight

ぼくを裏切ったのはなぜ なぜだい

愛なんて汚らわしいもんだ いつも一晩で消えてしまう

以上、今回も独断と偏見でBeatlesを語ってみました。